合併症をともなう妊娠・出産

合併症をともなう妊娠・出産

妊娠・出産という体験は、健康な女性でも無事に経過するのはたいへんなことです。まして、さまざまな合併症をともなう妊娠は、妊婦にとってはかり知れない精神的不安、肉体的負担をもたらします。妊娠の合併症には、内科疾患では、糖尿病、高血圧症、肝障害、感染症、貧血など、外科疾患では、虫垂炎、痔核、下肢静脈瘤、腰痛など、産婦人科疾患では子宮筋腫、卵巣のう腫、妊娠中毒症などがあります。合併症の状態によっては、妊娠しないほうがよい場合や妊娠中絶をしなければならない場合もあります。また、妊娠中に合併する疾患を外科的に処置しなければならない場合もあります。また、妊娠中に合併する疾患を外科的に処置しなければならないこともあります。したがって、妊娠・出産に際しては、医療機関での全身的な健康チェックと厳重な管理が重要です。全身的に治療する可視総合光線療法は、種々の合併症並びに妊娠の双方に対処できる利点があり、治療の継続は、妊娠継続と安産につながります。治療法は、それぞれの合併症の光線治療を行います。

肝臓病をともなう妊娠

妊娠は、肝臓に大きな負担となります。肝機能の数値は、正常妊娠でも異常となることがあります。特に妊娠後期に数値が上昇し、分娩後にすみやかに正常値に戻ります。慢性肝炎を有する妊娠では、肝障害の程度により妊娠継続が決定されることになります。

坐骨神経痛をともなう妊娠

妊娠によって増加するホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が関節の靭帯を弱く(弛緩)します。また、妊娠により子宮が大きくなってからだの重心が前方に移動するため、これを補正しようと脊椎に無理な力が加わります。これらと骨盤内臓器の著しいうっ血状態などが相まって、腰痛や坐骨神経痛を引き起こします。また、妊娠は妊娠前からある椎間板ヘルニアの症状を悪化させる要因にもなります。

子宮筋腫をともなう妊娠

子宮筋腫をともなう妊娠は、晩婚や高年齢出産傾向が多くなったため増加しています。子宮筋腫は、不妊症の原因となるだけでなく、妊娠時には流産、早産、疼痛(痛み)、出血、貧血、胎児発育障害、分娩時通過障害などの原因になります。子宮筋腫が妊娠の継続を障害する可能性が高い場合は、早期に手術が必要となり、分娩時には帝王切開の適応が多くなります。

前置胎盤をともなう妊娠

前置胎盤は、胎盤が子宮口に近い場所や子宮口をふさいで付着しているため、妊娠後期や分娩時に胎盤がはがれて子宮壁から出血を起こします。出血が多い場合は、帝王切開が必要となります。胎盤が付着している位置により、全前置胎盤、部分前置胎盤、辺縁前置胎盤、低置胎盤に分けられます。

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