吸玉療法

吸玉療法

コップのようなかたちをした吸玉を皮膚に密着させたあと、内部の空気を抜いて減圧し、ツボとツボ周辺を強く刺激します。

コップのような吸玉で皮膚を減圧する

吸玉(吸角、カッピング)療法は、中国で古くから行なわれている民間療法のひとつです。コップのような吸玉を皮膚に密着させ、吸玉の中を減圧して、3分ほど皮膚を強く吸引します。それによって一時的に皮膚が充血するため、赤く変色したあとがあらわれます。

指圧は、ツボ(経穴)を押すことで経絡を刺激する治療であるが、吸玉治療はその逆で、ツボを強く引くことで、強力に刺激します。鍼灸ほど厳密にツボの位置を特定する必要はないです。ただし、吸玉をあてた皮膚に、くっきりしたあとが残り、1週間ほど消えないこともあります。

たとえば、血の流れが悪くなり、停滞して瘀血になっている部分があれば、そこに吸玉をつけます。吸引刺激によって、血行の改善をはかることができます。

吸玉療法によって血行が促進されるほか、リンパ液の流れがよくなり免疫力が高くなるともいわれています。また、ツボを強く刺激するために全身の経絡の流れがよくなり、からだ全体の調子がよくなることも期待できます。吸玉療法の効果があると考えられる症状は多いです。腰痛、座骨神経痛、肩こり、月経不順、便秘、冷えの症状、不眠のほか、慢性的な疲労感にも効果があるといわれています。最近では「古くなった血液や老廃物を排出する」というデトックス的な効果が期待され、美容の分野でも使われるようになってきました。

吸玉のあとが黒っぽくなる人は血が滞っている

吸玉では、症状を改善するだけではなく、からだの状態を調べることもできます。決められた部位を吸引し、皮膚の状態を観察します。吸玉をあてた部分の皮膚は色が変わってあとがつくが、その色から血行の状態が判断できます。皮膚の色は、白っぽいピンク色から赤色、紫がかった色まであります。一般に赤黒い色になる人ほど、血行が悪く、血が滞っていると考えられます。また、吸玉のあとがなかなか元に戻らない人は、臓腑の機能も変調している可能性があります。このような人が、吸玉療法を続けると、血行がよくなり、臓腑の機能も回復してきます。吸引後のあとの色も薄くなり、すぐに元に戻るようになることが多いです。

吸玉は、ガラス製かプラスチック製です。手動や電動の吸引ポンプがついていて空気を抜いて減圧します。減圧の程度は、目的に応じて変えていきます。病院などでは吸玉の中に、火をつけた綿花などを入れて減圧する方法もとられます。

吸玉(カッピング)療法

吸玉で充血した部分の色を観察することで、血の流れのようすでわかります。吸玉をすると、その部分の血行がよくなるので、冷えや肩こり、便秘などが改善されることがあります。

吸玉に火を入れて皮膚に密着させます。器械で吸玉から空気を抜くものもあります。

3分ほどそのままにします。吸玉内部が減圧されて、皮膚が強く引っ張られて充血します。

吸玉をはずすと、皮膚に充血したあとが残ります。その部分の色が赤黒いほど、血が滞って瘀血になっていると考えられます。

豆知識*柔道整復師は、いわゆる整骨師のことで国家資格です。骨折、脱臼、ねんざなどの応急的な処置や回復補助として施術することができます。しかし、手術や投薬をすることはできません。カイロプラクティックはアメリカのバルマーが19世紀末に創始したもので「手による施術」の意味です。脊椎のひずみを正すことで、脊椎を出入りする神経や血管の圧迫をなくします。

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