床ずれ(褥瘡)

床ずれ(褥瘡)

床ずれ(褥瘡)は、長期間寝たきり状態でからだの重みによって圧迫された組織の血行が障害されるために起こる局所の壊死をいいます。したがって、血液循環の悪いところにできやすいといえます。長い間病床にあって、自分自身でからだを動かせないような状態が続くと、背中、腰、肩、肘、かかとなどの部位にしばしば床ずれができます。床ずれは、からだの重みがかかるために皮膚と皮下組織が圧迫されて、血流の流れが悪くなり、酸素や栄養も滞るために発症します。

長期臥床によって発症

床ずれは、初め皮膚が赤くなっているだけですが、症状が進行すると壊死組織となり、これが脱落するとそこに褥瘡潰瘍ができてただれてきます。この潰瘍は大きく、深くなる場合があります。そして一般には痛みをともなってきます。床ずれは、重篤な病気の場合や意識のない場合、または老衰などの場合に、長期の寝たきりによって発症しやすく、また老人に起こりやすい傾向があります。

老人になると体力が低下し、血行も悪くなり、皮下脂肪も少なくなって骨と皮膚が直接圧迫されやすくなるためです。また、寝具の中の湿気も床ずれ発症の原因になります。できれば、ふとんもこまめに干し乾燥するようにします。

床ずれの予防

入院などで長期臥床を余儀なくされる場合は、2〜3時間おきに、寝ている姿勢を意識的に変えるようにします。自力で寝返りがうてないようなときは、周囲の人が、患者のからだを持ち上げて体位を変える場合は、引きずったりすると患部の皮膚を傷つけることになりますので、少しずつ静かに丁寧に行うなどの注意が必要です。

発症しやすい部位には、円座などを使用し、圧迫が加わらないように工夫します。また、この部位をよく清拭することも大切です。ちょっとした圧迫も原因になりますので、寝巻やシーツのしわをよく伸ばして使用し、清潔にする必要があります。

床ずれの光線治療

♢治療用カーボン:3001ー5000番、3001ー4008番、6004ー6005番を用います。

♢光線照射部位:両足裏部⑦、両足首部①、両膝部②、腹部⑤、腰部⑥(以上集光器使用せず)。床ずれの患部(1号または2号集光器を使用。床ずれの大きさに合わせます)。

♢光線照射時間:各5〜10分間。床ずれの患部は10〜20分間と照射時間をやや長めにします。他の疾患に対する光線治療を行っている場合には、その治療以外に床ずれの患部を追加照射します。

♢注意事項:意識のない患者や意識があっても皮膚感覚が鈍くなっている患者、皮膚感覚などを言葉で伝えることのできない患者への治療は、照射距離を遠めにして行います。また、壊死が進み、皮膚がなくなっている場合は、温熱に過敏なことがありますので、さらに照射距離を遠めにすることも必要です。床ずれに対する光線治療は、遠めからの照射でも効果が期待できます。

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