慢性膵炎

慢性膵炎

慢性膵炎は、長い年月にわたって腹痛や下痢などの症状が続き、全身的にも合併症がみられやすい疾患です。根治的な治療法がみつかっておらず、日常的な食事療法と薬物療法で激痛発作を予防するのが一般的な治療です。可視総合光線療法は、食事療法や薬物療法だけでは足りない領域を補い、再発防止、疼痛対策、膵臓庇護に有効な療法ということができます。

慢性膵炎の原因と症状

膵臓の働きは、大きく2つに分けることができます。一つはアミラーゼという消化酵素を排出して食物の消化・吸収を行う外分泌機能です。もう一つは内分泌機能で、インスリンやグルカゴンなどという、血液の血糖を調節するホルモンを分泌する機能です。慢性膵炎では通常この酵素の増加がみられます。慢性膵炎では、胃もたれ、悪心、腹部膨満、下痢、便秘などの消化器症状がみられます。これらの原因として消化機能障害の影響が考えられます。その他の原因として、合併する糖尿病、消化管ホルモンや神経性要因などに基づく、消化管の運動障害の影響による場合も少なくありません。慢性膵炎に関連する合併症には、下記のような疾患があります。飲酒による慢性膵炎では、膵管内に結石(膵結石)ができやすい傾向があります。慢性膵炎の死因としては、膵障害とは直接関係ない他臓器のガン、心臓・血管障害、感染症などによるものが多いといわれています。

慢性膵炎の合併症

1.糖尿病

2.膵嚢胞

3.膵石症

4.胆道狭窄

5.十二指腸狭窄

6.肝硬変・食道静脈瘤

7.消化性潰瘍

8.膵臓ガン

9 .消化管出血

10.栄養障害

慢性膵炎の治療

慢性膵炎は、膵繊維化を悪化させる激痛発作を予防するために、食養生が重要な治療となります。その前提には、厳重な禁酒を行わなければなりません。特に、飲酒が原因の場合は、禁酒が治療の大前提になります。食事は膵臓に負担をかけないために、1回に多量の食事を摂らず、消化のよいものをよく噛んで、時間をかけて摂ることが大切です。また、食事療法として、脂肪制限が必要となります。しかし、わが国では、欧米に比べて脂肪摂取量はまだまだ少ないため、現状では自然に脂肪制限食を摂っていることになりますので、一時的な天ぷら、フライなどの揚げ物の食べすぎを避ければよいでしょう。また、肥満にも十分注意が必要です。

慢性膵炎の光線治療

慢性膵炎は、腹痛や下痢などの症状が長期にわたるため、患者は気長な養生を強いられる結果となり、その苦痛、不安は大きいといえます。可視総合光線療法は、光化学・温熱作用で血行を改善します。それによって抗病力を高めて膵臓の炎症を鎮め、さらに膵臓周囲の胃腸や胆嚢・胆道系の働きを整えて症状を軽減し、再発を予防します。

♢治療用カーボン:痛みが強い場合は、3001ー4008番、1000ー3001番、1000ー4001番などを用います。痛みが少なく、胃のもたれ、悪心、腹部膨満、下痢、便秘などの消化器症状がある場合は、3001ー3002番、3002ー5000番、1000ー3002番などを用います。病状が安定している場合、5002ー5002番、1000ー5000番、1000ー6003番などを用いてもよいでしょう。

♢光線照射部位:慢性膵炎では、繰り返す腹痛や便通異常のため、体力は著しく低下して、からだは冷えやすくなります。特に下肢・下腹部・背中が冷えるようになります。また、膵炎の痛みは背中に放散しやすく、背中や腰の筋肉は緊張してきます。したがって、光線照射は下肢、下腹部、背部を中心に行います。通常、両足裏部⑦、両足首部①、両膝部②(以上集光器使用せず)各5〜10分間、左右下腹部(1号集光器使用)各5分間、腰部⑥(集光器使用せず)5〜10分間、背正中部(1号集光器使用)10分間、後頭部③(1号集光器使用)5分間の治療を行います。症状によっては肝臓部(2号集光器使用)、肩胛骨間部(1号集光器使用)、上腹部(2号集光器使用)などをそれぞれ5〜10分間照射を追加するとよいでしょう。急性の痛みには、背正中部・肩胛骨間部・上腹部などの痛み部位を1号または2号集光器を使用して、20〜30分間と長めに照射します。背中痛が背正中部・肩胛骨間部の位置よりずれている場合は、痛み部位を中心に1号集光器を使用し照射します。

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