手技療法①マッサージ

手技療法

鍼、灸、そのほか器具をいっさい使わずに素手だけで行われる治療法です。日本では資格がなければ行うことができません。

西洋生まれのからだに直接触れる手技

手だけを使った、マッサージ、按摩、指圧などの治療を手技療法といいます。手技療法は、施術者の手だけを使って、からだの状態を調べながら、こする、さする、もむ、押す、叩くなどの方法で刺激を与えることで治療していきます。

マッサージ、按摩、指圧のいずれも、業務として行うには、按摩マッサージ指圧師という国家資格をもっていなければなりません。治療は原則的に健康保健が適応されないが、症状によっては適応されることもあります。

マッサージはヨーロッパで生まれ発達した手技で、東洋医学には含まれません。皮膚や筋肉にはたらきかけて、血液やリンパ液の流れをよくする方法で、経絡やツボ(経穴)を意識したものではありません。しかし、最近は、東洋医学的な考え方を取り入れたマッサージがたいへん増えています。マッサージでは、施術者の指や手のひらを肌に直接触れて施術します。このとき、手のすべりをよくするためにオイルやパウダーを使います。着衣の上から行う按摩や指圧との大きな違いです。

末端から中心にむかって皮膚を刺激する

マッサージは基本的に手の先や足の先など、からだの末端から中心部に向かって刺激していきます。心臓から末端に血液を運ぶ動脈は弾力性に富み、血液をすみずみまで運ぶことができます。しかし、末端から心臓へ血液を戻す静脈は、弾力性がやや弱いため、血液を運ぶ機能が弱く、ところどころで血液が停滞してしまうことがあります。そこで、静脈とリンパを循環させているリンパ管の機能を補助して、血液やリンパのめぐりをよくするのが、マッサージの基本的な役割です。

マッサージの手技は、手のひらや指の腹をつかって、皮膚をこする、なでる、さする、もむのが中心です。そのほかに、指先を皮膚に押しつけて輪を描く、横に走らせる、筋肉をつまむようにしてもみほぐす、手のひらや指で軽く叩いたり、振動させる、東洋医学にもとづいてツボを圧迫するなどの手技があります。

マッサージによって、血液の流れがよくなると、筋肉の疲労物質が排泄され、緊張もとけるので、痛みやだるさがなくなり、動きやすくなります。リンパの流れがよくなるとむくみ解消にもつながります。まひしていた神経の緊張がとけて、機能が戻ることもあります。刺激した神経がつながっている組織のはたらきがよくなり、全身の調子が改善されることも多いです。

マッサージの手技

こする、もむ、叩く、圧迫する、ふるわすといった手技があります。肌に直接行い、施術者は手に温めたオイルやパウダーをつけます。

■軽擦法

こする手技で、軽く一定の圧力をかけながら、なでさすります。

■揉捏法(もむ方法)

筋肉をしぼるようにもみます。

■強擦法

関節部にもちいり、強めの回転性の刺激を与えます。

■叩打法(叩く方法)

軽く速く、弾力をもたせて叩きます。肩の力を抜いて行います。

■振せん法(ふるわせる方法)

手のひらを細かくふるわせて、非常に細かい振動を伝えます。

豆知識*落語「強情灸」は、熱い灸をすえたことを自慢された江戸っ子が、自分のほうが上だと、もぐさを腕に山盛りにして火をつけ、熱さを我慢するようすを面白おかしく描写しています。上方落語の「胴切り」では切り離された胴体と足が別の仕事を始めます。麩屋ではたらいて疲れた足が、「足三里に灸をすえたいが、自分ではすえることができない」と嘆く描写があります。

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