歯・顎の病気

歯・顎の病気

歯が悪くなると、歯茎や歯を支える歯周組織、舌(味覚)、唾液腺、顎関節など、口腔内外のさまざまな組織や器官に大きな影響を及ぼします。可視総合光線療法は、こうした歯や口腔内の健康管理にも効果を発揮します。ここでは、可視総合光線療法の歯科領域と口腔内の病気に対する応用法について解説します。

歯の強化

健康管理には全身の血行を良好にしておくことが重要であるように、歯の健康管理も歯茎の血行をよくしておくことが大切です。可視総合光線療法は、血行を改善して血行のよい歯茎にするとともに、歯茎の炎症に対しては、鎮痛・消炎・殺菌などの強い作用によって炎症を早く鎮めて化膿の拡大を抑え、さらに排膿促進、肉芽発生促進の作用によって治癒を促進します。近年、高齢者の口腔の汚れと嚥下性肺炎(飲食物などを気管支の方へ誤飲して起こる肺炎)の関係が指摘されています。嚥下反射(ものを飲み込むときに気管を閉じる反応)や咳反射(気管に入ったものを排出するために起こる咳)が弱いと、睡眠時などに唾液、痰、胃液などを誤飲してこれらが気管のほうに入って肺炎を起こしやすくなります。高齢者の場合は、免疫機能の低下もあって、より肺炎になりやすい傾向があります。この予防のためにも、歯の異常を早く治し、光線照射によって血行を改善して免疫力を高めるとともに、歯磨きや光線の口腔内照射んよって口の中をいつも清潔な状態にしておくことが大切です。

●光線治療

歯茎の炎症で、軽症の場合は3000ー5000番か5002ー5002番、重症の場合は3001ー4008番または4001ー4008番の治療用カーボンを用います。一般的な光線照射部位は、両足裏部⑦、両膝部②、(以上集光器使用せず)各5分間、口中部⑧(2号集光器使用)5〜10分間照射を行います。

虫歯(歯髄炎)

虫歯の原因菌は、ミュータンス菌と呼ばれるものです。口腔内に生息しているミュータンス菌は、歯の表面に付着して歯垢を形成します。分厚い歯垢の中で、面に付着して歯垢を形成します。分厚い歯垢の中で、ミュータンス菌は当分を栄養にして、強い酸をつくります。この酸が硬いエナメル質や象牙質を溶解していきます。

溶解が進行すると、エナメル質が広範囲に破壊されて虫歯(う蝕症)になります。虫歯が進行して歯髄にまで達し、細菌が歯髄に感染すると歯髄炎になり、歯髄神経が刺激されて激しい痛みがでます。虫歯は、自然に治ることはありませんので、歯科医の治療が必要です。

●光線治療

放置していた虫歯が急に痛みだして困ることがあります。特に夜間に激痛が起こると、大騒ぎすることになりがちです。このようなときに可視総合光線療法が効果的です。まず、うがいをして痛む歯の周囲をきれいにし、ガラス管付きの3号集光器を使って患部を30〜50分間照射します。直接歯に照射できないときは、2号集光器を使って外部の頬側から照射します。この1回の照射で、痛みは多くの場合ほぼ消失します。治療用カーボンは3001ー4008番、3000ー4008番、3001ー4008番、3000ー5000番、3006ー4001番を用います。

歯周病(歯槽膿漏)

高齢者に入れ歯の人が多いため、歯がなくなる原因は老化だと思っている人が多いようですが、実は、最大の原因は歯周病です。歯周病というのは、歯垢が、長い時間かけて歯を支えている歯茎、歯槽骨、歯根膜を破壊する病気です。いわゆる歯槽膿漏は歯周病の末期症状です。歯周病の初期は歯周炎、歯茎が赤く腫れ、出血しやすくなります。また、歯茎を押すと膿が出るようになります。歯周病が進行すると炎症が歯の奥にまでおよび、歯槽骨が壊されて歯がグラグラしたり、痛みも出て、十分に噛むことも難しくなります。そして、最後は歯槽から膿が漏れ出し、口臭がひどくなり、歯槽膿漏の状態になって、歯が自然に抜け落ちてしまいます。

歯周炎は、20歳代から自然に始まっているといわれ、最近は若年者にも増加の傾向がみられます。したがって、日頃から口腔内を清潔にし健康な歯茎を保つことが、その進行を予防し、自分の歯を長持ちさせることになります。また、歯科医による歯の健康チェックや正しい歯みがき(ブラッシング)と同時に、可視総合光線療法を併用して、歯周組織の治療・強化に努めることが大切です。

●歯槽膿漏の光線治療

3000ー5000番、5002ー5002番の治療用カーボンを用います。重症の場合3001ー4008番を用いて、3号集光器(ガラス管付き)を使用し患部を直接照射します。

顎関節症

顎関節症になると、顎を動かす筋肉が痛くなったり、顎関節が痛くなったり、関節を動かすと雑音(関節音)がしたりします。また、この病気が原因で、肩や首筋がこることもあり、ひどいと脊柱が曲がった側彎症のような状態にもなります。原因は、噛み合わせの異常、精神的ストレスによる筋肉の緊張などいろいろですが、不明の場合も少なくありません。可視総合光線療法は、顎関節に関連する筋肉の緊張や関節の炎症を緩和し、付随する肩・首筋のこりにも有効に作用します。

●顎関節症の光線治療

3000ー5000番、または5002ー5002番の治療用カーボンを使用します。なお、顎関節症や筋肉痛が強いときは、3001ー4008番や1000ー3001番を使用します。両足裏部⑦、両膝部②(以上集光器を使用せず)、後頭部③(1号集光器使用)各5分間、左右顎関節部(左右耳下腺部でよい)を2号集光器使用で各10分間照射します。痛みや顎部のこりが強い場合は、左右咽喉部④(2号集光器使用)を各10分間照射します。

口腔内の病気

口腔内にはいろいろな病気がありますが、よくみられるものには口内炎があります。口腔粘膜にできた円形の浅い潰瘍をアフタといい、再発を繰り返すものを再発性アフタと呼んでいます。アフタの原因はウイルス、細菌、カビの感染、薬物アレルギー、自己免疫疾患(シェーグレン症候群など)などが考えられますが、いまだにはっきりしないものもあります。可視総合光線療法は口内炎に効果的であり、治療法がない難治性の再発性アフタには特に光線治療の意義は大きいといえます。また、口腔内への光線治療は、口腔内手術による傷痕の治療にも応用できます。光線照射は傷痕の組織をやわらかくする働きがあり、傷痕のひきつれを軽減します。

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