気が不足すると病気になる

気の作用には、押し動かす(推動)、温める(温煦)、外邪を防ぐ(防御)漏らさない(固摂)、要素が移り変わる(気化)の5つの作用があります。

4つの気が不足するとどうなるのでしょうか?
「病は気から」と言われるように気が不足したり、うまく動かないとからだに不調が出てきます。

元気の不足
元気が不足すると活動力が低下し、疲れやすく、病気にかかりやすい。また、気のもとになる後天の精がつくられる脾や胃の動きを調整することで、元気を回復させることもできます。

宗気の不足
「気めぐれば血めぐる」といいます。宗気がからだをめぐらないと、血も通行しなくなります。宗気には清気が必要なので、しっかり吸収して外の空気を取り込まなければいけません。正しく呼吸すれば、十分な宗気が体内をめぐり、血もめぐるります。様々な健康法が呼吸を重視しているのはこのためです。

営気の不足
昼間は皮膚に分布し、外邪から全身を保護しているが、眠るとからだの中に戻るため、体表面は無防備になってしまうとされます。就寝中に布団をかけるのは、衛気のかわりにからだを守るためです。
布団をかけないで眠ると、外邪に侵入されてしまいます。

気の作用
気には5つの作用があり、気が不足して、どれか1つでも作用しないと、からだの調子が悪くなります。

推動作用・・・押し動かす作用、成長、臓腑や組織の活動、血や津液の運行は、すべて気によって推動されます。気が減って推動作用が弱くなると、成長や発育が遅れたり、組織がうまく機能しなくなったり、血や津液が体内をめぐらずに停滞することがあります。

温煦作用・・・温める作用のことです。体温を維持できるのは、温煦作用のおかげです。うまく機能しなくなると、異常な寒さを感じたり、手足が冷えるなど冷えの症状があらわれてきます。空腹時にひときわ寒さを感じるのは、気が足りなくなるためです。

防御作用 ・・・外邪の侵入を防ぎ、侵入された時には衛気が外邪とたたかって外へ追い出します。

固摂作用・・・固摂は体液が漏れ出るのを抑えることです。血液が血管から出ないように調節したり、汗や尿、精液の排出をコントロールします。

気化作用・・・精から気に、血から精というように、精、気、津液、血の間の移り変わりを気化といいます。また尿や汗をつくり、排出する機能も気化といいます。どちらの気化にも気が関わっています。

気の作用
気には5つの作用があります。気が不足したり、動きが悪くなると、正常に作用しなくなるため、体の調子が悪くなります。

■推動作用
血や津液を押して動かすことです。臓器がはたらいたり、からだが成長するのも推動作用によるとされています。

■気化作用−1
津液が汗となって外に出ることで体温を維持したり、余分な水分を尿として排泄するのも気化といいます。

■気化作用−2
気・血・津液・精が水穀の精微から作られたり、それぞれを、それぞれをほかのものに変化させます。

■固摂作用
体液が漏れないようにすることです。血脈が破れた時血が外に出ないようにふさいだり、尿の量を調節したり、汗や涙、よだれが出すぎないようにします。

■温煦作用
温めるなど、体温を一定に維持します。組織や臓腑を温めないと働きが悪くなり冷えを感じます。

■防御作用
体表面をおおって、邪気が入ってこないようにします。邪気が侵入したときには衛気がたたかって追い出すとされます。

豆知識*中国の哲学では、陰と陽の2種類の気、あるいは木火土金水の5種類の気を考え、それらの循環や配合によって、自然現象や世の中の出来事の移り変わりを説明しました。

豆知識*大地の中に土や岩のすきまをぬって気が走っています。そのルートを地脈といいます。風水説では地脈を「竜」と呼び、大地のエネルギーの流れとしてとらえ、家や墓をつくるときに参考にします。

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