気功と太極拳

気功

基本は腹式呼吸で、椅子に座ったままでも行える方法もあるため、体調や症状に合わせて誰でも実践できる健康法です。

気を充実させて全身にめぐらせる気功と太極拳

気功は中国で盛んに行われている健康管理、体調管理法のひとつで、日本でも実施している人が多いです。

気功では、腹式呼吸で息を深く吸い込み、気をからだのすみずみに流していきます。「気めぐれば血めぐる」といわれ、気が流れれば、血も正常に流れ、津液もよくめぐり、精もよくつくられます。その結果、五臓六腑のはたらきもよくなってきます。

気功は軟気功(医術気功)と硬気功(武術気功)に分けられます。東洋医学的な健康の増進や治療の目的で行われるのは、軟気功です。軟気功はさらに、外気功と内気功(養生気功)に分けられます。外気功は、熟練者が気を送ることで、不調を改善するといわれています。内気功は自分自身で行うもので、外から気を取り込み、からだの中で気を養い、すみずみにめぐらせます。瞑想するようにじっとからだを動かさない静功と、ゆっくりした動きをともなう動功があります。

太極拳も健康法のひとつとして行われています。武術のトレーニングと健康法の両方を兼ねているが、本来は武術的な要素が強いです。護身や攻撃の型の訓練であり、深く呼吸をして、体内の気を養います。気をへその下にしずめながらも、全身の気を充実させます。気が充実していなければ防衛も攻撃もできないと考えるからです。

楊式、陳式などさまざまな流派があるが、日本で広く普及しているのは、中国国家体育委員会が制定した簡化二十四式とよばれるもので、より健康法の要素が強くなっています。

ホリスティック医学の現場でも実践

帯津三敬病院名誉院長の帯津良一氏は、がん患者に対して、ホリスティック医学の観点から気功と太極拳を取り入れています。ホリスティック医学では、西洋医学を生かしつつ、東洋医学やそのほかの伝統医療も取り込み、人間がもっている自然治癒力を高めることで、病気から回復できると考えられています。また、患者みずからが「自分で自分を治す」という意志をもつことが大切としています。がん患者に対して、気功や太極拳を勧めている理由は、気を充実させることで、正気が強くなれば、免疫力が高まります。すると、がんの進行が抑えられる可能性もあるからです。また、病室にこもり、ただ漫然と治療を受けているだけではなく、積極的に人生を楽しみ、QOL(生活の質)をあげることもできます。実勢にがん患者で余命が伸びた症例もあります。

豆知識*杉田玄白と前野良沢らが『解体新書』の翻訳時につくった神経、腺、門脈、軟骨など身体部位の名称は現在も使われているが、それまでの東洋医学では概念がなかった言葉です。道教では、人間の体内には三尸(さんし)の虫がいて、庚申の夜に人が眠ると体内から出て天帝に罪を告げ口するといいます。虫が出ないように庚申の夜に一晩中起きている習慣もありました。

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