肺気腫

肺気腫

肺の弾力がなくなり、肺胞が大きくなってきて、進行すると肺胞壁が壊れて融合し、肺が大きく膨らんだ状態になってスムーズな呼吸が十分に行えなくなります。これは肺気腫といいます。この病気は、中年以降の男性に多くみられます。坂道や階段で息切れを感じたり、途中で休んだりするような状態のときは、肺気腫の可能性があります。

肺気腫の症状

気管支喘息は発作の際に一過性の肺膨張を起こしますが、発作が繰り返し起こり持続するときには肺気腫を起こすことがあります。タバコや汚染された空気を呼吸したとき、気管支や肺胞が刺激されて障害を起こすことがありますが、このような場合にも肺気腫が起こってくることがあります。慢性気管支炎や喘息が長く続いたり、一種の職業病として発症することもあります。発症は高齢者の男性に多くみられ、女性1に対し男性3の割合で、本疾患の大多数が喫煙者といわれています。肺気腫は、一般に徐々に始まります。自覚症状は呼吸困難で、初めのうちは安静にしていると症状は起こらず、からだを動かすと症状が起こりがちです。症状が進行すると、食事をした後などに呼吸困難が起こってきます。肺気腫は、咳や痰をともなうことが多く、時に喘鳴がみられます。咳は長年にわたって続き、痰は濃く、排出が困難です。重症では、常に呼吸困難があり、息の吸い込み(吸気)は短く、特に息を吐く(呼気)ときは努力が必要となります。一般に感染により気管支炎を合併しやすいので、秋から冬にかけて悪化する傾向があります。

肺気腫の光線治療

急性肺気腫は一過性で、治癒しますが、慢性の場合は全治を望めません。しかし、病状を現状以上に悪化させないように養生に努めることが大切です。よくうがいをすることや粉塵の吸入を避ける、必ず禁煙するなど生活上の注意事項を守り、急激な温度の変化のある地域や部屋には行かないなど、環境にも留意します。また、肉体的な過労を避けるようにすることも大切です。しかし、必要以上に安静にする必要はありません。適度な運動はむしろ積極的に行ったほうがよいでしょう。可視総合光線療法を行って全身の血液循環をよくし、感染を予防し体調を整えることが大切です。また、光線治療は呼吸筋の緊張をとり、呼吸運動をスムーズにする作用もあります。

●光線治療

♢治療用カーボン:3000-5000番、または5002ー5002番を用います。

♢光線照射部位:両足裏部⑦、両足首部①、両膝部②(以上集光器使用せず)、肩胛骨間部、後頭部③(以上1号集光器使用)または左右咽喉部④(2号集光器使用)照射。

♢光線照射時間:⑦は10〜20分間、②および肩胛骨間部は5〜10分間。その他の部位は各5分間。

※治療初期は、他の疾患の光線治療を行う場合であっても腹部⑤の照射は控えます。

お問い合わせ・ご相談・ご予約は

TEL : 0120-396-491

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