脊椎疾患

脊椎疾患

頸、背中、腰などの痛みは、「2本足で立つようになった人間の宿命」といわれています。特に現代は、生活社会環境の変化にともなう脊椎疾患の増加で、頸、背中、腰の痛みに悩まされている人が多いようです。脊椎疾患は、多くの症例で、足が冷えるという血行不良をともなっていますので、可視総合光線療法で血行不良を改善して筋肉の緊張をとり、疼痛やしびれなどを早く緩和させることが大切です。また、可視総合光線療法の継続は、頸、背中、腰など、負担が多い脊椎を支える筋肉の疲労回復にも効果的です。

筋肉疲労が脊椎異常の根本原因

脊椎疾患には、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、頸椎捻挫(むちうち症)、骨粗鬆症、脊椎圧迫骨折、脊椎変性すべり症、脊椎分離症、側弯症、強直性脊椎炎、脊椎菅狭窄症、後縦靭帯骨化症などのように、脊椎自体にさまざまな異常が生じてきます。

主な脊椎疾患

●腰椎椎間板変性症

椎間板は、椎体と椎体の間にあって、クッションの役目をしている軟骨板で、20歳頃から老化が始まると言われています。この軟骨板が老化によって変性すると、レントゲン写真では、椎体と椎体の間(椎間)が狭くなっている所見が認められます。多くの例では腰痛はありませんが、時に慢性の腰痛を呈することがあります。長く立っていたり、座っていると痛みが強くなります。

●椎間板ヘルニア

椎間板は線維輪と髄核と呼ばれるものから構成されています。激しい運動、重い物の持ち上げ、腰のひねりなどで無理な力が腰にかかると椎間板に亀裂が生じ、その裂け目から髄核が押し出され、神経を圧迫して腰痛や足のしびれや痛みを起こします。椎間板ヘルニアが最も多く起こるのが腰椎です。

●後縦靭帯骨化症

本症は、厚生省の調査研究対象特定疾患(難病)の指定を受けており、脊椎菅を構成している後縦靭帯が骨化し、骨化の増大により脊髄神経や神経根が刺激されて、手足、頸、背中のしびれ、感覚の異常、筋力低下などがみられます。ひどい場合は膀胱・直腸の機能障害をともなうこともあります。本症を合併する頻度の高い全身性疾患として糖尿病、カルシウム代謝異常、副甲状腺機能低下症などがあります。頻度は2対1の割合で男性に多く、頸胸部の骨化は女性に多くみられます。発生部位は頸椎が圧倒的に多く、発症年齢は40歳以上です。

●脊椎変性すべり症

脊椎がなんらかの原因でずれる疾患で、40歳後半から閉経後の女性に多く、第4、第5腰椎間の椎間板に多く発生する特徴があります。脊椎関節、椎間板、靭帯などの脊椎の支持組織が、老化によって変性することが原因と考えられます。更年期になると、ホルモンのバランスが乱れ、脊椎の支持組織の老化と脊椎を支える腹筋や背筋の筋力低下にともなって、脊椎のずれが起こります。腰部、臀部に痛みがみられますが、下肢まで痛むことはありません。

●脊椎菅狭窄症

脊椎が老化によって変形すると、脊椎菅が狭くなり、脊椎菅の中を通っている脊椎神経が圧迫され、腰部、臀部、下肢に痛みがみられるようになります。長時間歩いたりすると痛みが激しくなり、少し休むとまた歩けるようになる間欠性跛行がみられるのが特徴です。腰椎に最も多く起こりますが、頸椎や胸椎にも起こりやすく、狭窄部が広範囲の場合は難病指定されます。

脊椎疾患の光線治療

●筋肉疲労、冷えに対して

脊椎疾患は、多くの場合、足が冷えるという血行不良をともなっています。したがって、血行不良を改善して筋肉の緊張をとり、いつも温かく、やわらかい筋肉にしておくことが重要です。

●疼痛やしびれに対して

可視総合光線療法は、光と熱による血行改善と痛みの悪循環の遮断により、疼痛やしびれなどの症状を早く緩和します。症状が重い場合は、治療を根気よく継続する必要があります。

●カルシウム代謝異常に対して

カルシウムやビタミンDの不足が、骨代謝に大きな影響を与えることは、骨粗鬆症や脊椎圧迫骨折の病態でよく知られています。長い間カルシウム不足が続くと、骨から大量のカルシウムが溶け出し、余ったカルシウムは最終的にからだの中の組織に沈着してさまざまな異常を起こします。脊椎の組織に沈着すると後縦靭帯骨化症のような病態になります。したがって

、日頃から可視総合光線療法でカルシウム代謝を正常な状態に保つことが必要です。

●保存的療法として

脊椎疾患の多くは、手術をしない保存的療法で症状はかなり改善するといわれています。光線治療は保存的療法の一つともいえ、脊椎疾患にも広く利用することができます。

♢治療用カーボン:3001ー5000番、3001ー4008番、3002ー5000番、3002ー4008番、1000ー4001番、1000ー4002番、1000ー3001番、1000ー3002番などを用います。

急性の痛みには3001番、4001番、慢性の痛みやしびれが強い場合は3002番、4002番を中心に用います。これらの組み合わせは、一般的な使用方法で、病状や経過などにより、ほかの組み合わせに変更する場合もあります。

♢光線照射部位:両足裏部⑦、両足首部①、腓腹筋部、両膝部②、後大腿部、腹部⑤、腰部⑥、腰上部、肩胛骨間部、頸椎下部、後頭部などで、症状によって、この中から照射部位を選択します。まず、足が冷えるという血行不良に対して、⑦①②⑤⑥など下半身を集光器を使用せずに広く照射し、次に腰上部、背正中部、肩胛骨間部、頸椎下部、後頭部などの患部を、1号集光器を使って局所的な照射をします。

♢光線照射時間:1回の治療で、合計40〜60分間を目安にします。痛みが強いときは、全身的な照射は60分間前後、患部の照射は20〜30分間前後として合計90分間くらいの治療を行います。なお、病状やほかの病気の有無により、照射時間は調整します。

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