腰痛症

腰痛症

人類が2本足で歩行するようになって、最も増加したのが腰痛であるといわれています。腰痛は、直立歩行(2本足歩行)という宿命的要因のほかに、生活環境、老化、および心理的な要因などにより、複雑に生じてきます。腰がだるい、重い、張る、痛むなど、腰痛の症状はさまざまです。これらの症状は、一般的に重いものを持ったとき、中腰の姿勢をとったとき、座っていて立つときなどに生じることが多いようです。また、季節の変わり目や天候不順のときに悪化しやすいという特徴があります。

腰痛を引き起こす疾患

腰痛は、脊椎とその周囲の軟部組織(筋、筋膜、腱、靭帯など)の障害に限らず、脊椎性、内臓性、血管性、神経性、心因性のさまざまな疾患が原因となって生じます。内臓関係では肝臓病、腎結石、尿管結石、月経困難症などによって起こることがあります。

腰痛疾患の分類

●脊椎性

骨性(外傷、変形、炎症、他)

軟部組織性(筋・筋膜炎、椎間板性、他)

●内臓性

消化器(胃下垂、肝臓病、他)

泌尿器(腎・尿路結石、他)

付属器(月経困難症、他)

●血管性

腹部大動脈瘤、他

●神経性

脊髄腫瘍、脊髄・神経根炎、他

●心因性

うつ状態、他

腰痛の原因

整形外科に関係する腰痛疾患は多く、その大部分の病院は、脊椎と周囲軟部組織にあります。その中で最も多いといわれる腰痛症とは、ほかのいずれの病態(椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、圧迫骨折など)にも含まれない、病態不詳の疾患をいいます。不詳とはいっても、各種の検査で異常を発見できないだけであって、支持、運動器としての腰椎や仙椎の機能に一時的な障害や部分的な損傷を生じていることがほとんどです。腰痛症の原因として、腰部の筋肉痛が一部関係していることがあります。

文明社会では、重いものを持ったり、長距離を歩くなど自分の手や足をあまり使わなくても生活していけます。そのために全身の筋肉、骨、関節が弱くなり、腰痛が起こりやすい状態になっています。このような状態で、長時間同じ姿勢、例えば長時間立ったまま腰を動かさないでいるとか、座ったままで仕事を続けるとかすると、弱った筋肉は筋肉疲労に陥り、腰痛が容易に生じます。腰痛の原因となる筋肉は、からだを支える腹筋・背筋などの躯幹筋や臀筋、大腿四頭筋などで、これらの筋肉の筋力低下や過労などにより腰痛が起こります。この筋力低下は、腰痛の原因になるだけではありません。最近の学童は骨折しやすいといわれますが、その原因の一部にもなっています。

また、肥満は腹筋の筋力低下を起こしやすい要因となります。このほかに脊椎の彎曲の異常によっても筋肉は疲労しやすくなり、腰痛が起こります。

以上のように、筋力の低下によって腰痛が起こることから、腰痛を防ぐためには、腹筋・背筋などの筋力アップと不良姿勢の是正が大切となります。

腰痛の治療

どんな病気でも、原因を除去し環境を改善することが、最良の治療法です。腰痛症の場合は、筋力アップや不良姿勢の改善が重要です。筋力アップには、まず、腰痛体操(腹・背筋の運動)などのトレーニングを十分に行い、筋力がある程度ついてから、各種の本格的なスポーツを行うようにします。

ただし、腰痛の原因が椎間板ヘルニアや脊椎分離症およびすべり症など、はっきりしている場合には、医師の指示にしたがって運動をするようにします。腰痛の強い初期は、横になり安静にし休むことを守り、さらにコルセットをつけたり、さらしを下腹部に巻きつけることが有効なこともあります。しかし、これらの使用は、あくまでも一時的なものにとどめ、長期的には、筋肉を強化してコルセットの役割を自身の筋肉に務めさせる、いわば「筋肉コルセット」をつくりあげることが大切です。不良姿勢については、長時間同じ姿勢での仕事などは避けるようにし、時々、軽くからだ全体を動かして筋肉の緊張をほぐすことが大切です。

腰痛の光線治療

筋肉疲労によって生じる腰痛症は、筋肉の血液の流れが悪いことによって起こりますので、肩こりのときと同じように、可視総合光線療法は合理的な治療法といえます。なお、内臓疾患、椎間板ヘルニア、骨折などが腰痛の原因となっている場合は、指導書『可視総合光線療法=遺伝と光線=』を参照して、それぞれの疾患に適した治療を行います。

♢治療用カーボン:

[痛みが強いとき]3001ー5000番、または3001ー4008番を用います。時に3001ー3002番、1000ー3001番、4002ー6007番も有効です。

[痛みが軽減してきたら]3002ー5000番、3002ー3005番、3002ー3009番、4004ー6006番に変更します。

♢光線照射部位:両足裏部⑦10分間、両膝部②5分間、腰部⑥10分間(以上集光器使用せず)、腰上部(1号集光器使用)10〜30分間。

できれば、腹部⑤(集光器使用せず)5分間または左右下腹部(1号集光器使用)各5分間も照射したほうがよいでしょう。なお、痛む部位が腰上部よりずれているときは、腰上部の照射後にその痛む部位を、1号集光器を使用して5〜10分間照射します。

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