飛蚊症

飛蚊症

飛蚊症は、その名のように「眼の前に蚊などの虫が飛んでいるように見える」症状をいいます。「たくさんの黒い点が眼の動きといっしょに動く」と表現される場合も多く、このような症状は、強度の近視の人や中年以降の人に多いようです。ほとんどの場合、失明に至ることはありませんが、煩わしく、意外に気になる症状です。

飛蚊症の原因

飛蚊症は、眼球の水晶体と網膜の間を満たして、眼球の形を整える働きをしている透明な硝子体に、濁りやむら(硝子体混濁)が生じたりすることが原因で起きる症状で、その濁りの影が網膜面に映って飛蚊症を自覚することになります。

自覚する濁りの形には、アメーバのような形、小球形のもの、糸状のもの、浮輪状のものなどさまざまな形があります。これらが、眼球の動きにともなって移動しますが、安定した動きではありません。

硝子体混濁には、老化による生理的なものと網膜剥離につながる網膜裂孔があげられます。網膜に直径数mm程度の穴や亀裂があく網膜裂孔は、穴からしみ出た組織液の影響などで硝子体が濁り、放置しておくと網膜剥離へと進行して、網膜の大部分がはがれ、硝子体の中に浮き上がってしまいます。したがって、飛蚊症と同時に視力が著しく低下するような場合は、十分な注意が必要です。網膜裂孔は、高エネルギーのレーザー光線を使った光凝固法という治療で、穴を焼き固め、剥離を予防します。

飛蚊症の光線治療

特別な原因がない生理的な飛蚊症は、可視総合光線療法によって症状の軽減が期待できます。網膜剥離、眼底出血など明らかな原因がある場合は、眼科専門医の治療を受けながら光線治療を併用します。眼疾患に対する光線照射の生理作用として、次のようなことがあげられます。

⑴日常生活においてからだが疲労するように、眼も疲労しやすいものです(眼精疲労)。疲労回復には、光線照射によって熱と光のエネルギーを全身ならびに局所に補給することによって、眼および全身の血行の改善が基本的に重要になります。

⑵血行改善によって、眼およびその周囲への酸素や栄養の供給が増加し、組織の新陳代謝が高まります。

⑶可視総合光線療法による抗炎症作用、鎮痛作用、殺菌作用などが⑴⑵の作用とともに炎症の吸収・治療を早めて、組織の再生を促します。これらの作用によって、硝子体の濁りの吸収が促進されますが、治療効果をより有効にするために、光線治療は他の疾患の治療も行うことは重要です。眼疾患では、全身の治療として、特に肝臓部を中心に治療します。

♢治療用カーボン:3001ー5000番、あるいは3001ー4008番、3001ー4008番、3001ー3005番を用います。

♢光線照射部位:両足裏部⑦、両膝部②、(以上集光器使用せず)各5分間、肝臓部(2号集光器使用)10分間、後頭部③(1号集光器使用)5分間、眼・鼻部(1号または2号集光器使用)5分間あるいは左右こめかみ部(2号集光器使用)各5分間。眼・鼻部を照射したとき光が強く感じられて不快な場合は、眼・鼻部の代わりに左右こめかみ部を照射します。

♢眼疾患と光線治療:眼疾患に対する光線治療は近視、老眼、白内障、緑内障、眼底出血などに眼科医の治療を併用することで、眼疾患の治療効果を高めます。眼疾患は全身の疾患(糖尿病、高血圧症、自己免疫疾患など)にともなって生じてくる場合が多くみられます。さらに病状の進行程度により眼科的な処置(手術、レーザー治療など)が早急かつ唯一の治療であることもあります。したがって眼疾患の光線治療に際しては、個人個人で病態が違うため眼以外の全身的な病状に対する治療も十分に考慮して行うことがより適切と考えられます。不明なことがあれば当診療所を受診して詳しくご相談ください。

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