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長崎市の整骨院のさくら鍼灸整骨院のブログ、コラムのページです。

(17)下肢の血行障害

下肢に血行障害が起こると足が冷え、筋力が低下してきます。わずかの歩行で足が痛くなったり、進行すると安静時の疼痛も起こってきます。さらに悪化すれば、組織が壊疽を起こし、最悪の場合下肢切断ということも考えられます。下肢痛は、歩行障害の大きな原因ですが、切断ということになると日常生活に著しい不自由が生じ、特に老齢者の場合は精神活動の低下から、痴呆化のきっかけになることも少なくありません。可視総合光線療法によって血液循環を是正し、血行障害を改善させることは、快適に生活するためにもたいへん有意義なことです。下肢の血行障害を起こす病気には、糖尿病性壊疽、閉塞性動脈硬化症、静脈瘤などがあります。

糖尿病性壊疽

糖尿病性壊疽は、糖尿病性網膜症と並ぶ糖尿病の重大な合併症です。単に血液循環の悪化ではなく、末梢神経障害(ニューロパチー)により起こります。なかでも、温痛覚の消失をもたらす知覚神経障害や皮膚の血液循環調節をしている自律神経障害が問題です。また、筋力低下や萎縮も起こるので、足底が薄くなり、潰瘍が起こりやすく、壊疽になることもあります。

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症は、食生活の変化や高齢化にともない、急速な増加傾向を示しています。中年以降の男性(男女比は16:1)に好発し、主に下肢の動脈硬化症に血栓形成が加わり、動脈血行障害を起こすものです。下肢の末梢部を冷やすことによってさらに悪化し、しびれ感や脱力感をともない、間欠性跛行(休み休みにしか歩けない)も現れてきます。進行すると安静にしていても疼痛があり足の趾先に潰瘍や壊疸を起こし、最終的には下肢を切断しなければならなくなります。

間欠性跛行

歩行していると下肢全体が重くなったり、痛みやしびれが出たりして足が進まなくなってきます。しばらく休んでいるとこのような症状がなくなり再び歩くことができるようになります。病状が軽いうちは歩き始めから症状が出るまでの距離が比較的長いのですが、病状の進行とともに20~30m程度の短い歩行で症状が出るようになります。

静脈瘤

静脈瘤は、立位における静脈血のうっ血が主な原因となって起こり、長時間の歩行、起立を要する職業に多く、特に30歳代以降の女性によく起こります。初期は、下肢に倦怠感、灼熱感などを感じる程度ですが、しだいに下肢皮膚の色素沈着、末梢血管拡張、静脈結石形成、血栓性静脈炎などを起こし、慢性静脈血行不全となり、慢性潰瘍、慢性湿疹、蜂窩織炎などを併発し、非常に治りにくくなります。静脈瘤から生じるこれらの症状を静脈血栓後遺症候群といいます。

さくら鍼灸整骨院
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