長崎市で本格的な東洋医学の鍼灸治療を受けられる鍼灸整骨院として定評があります。

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野菜玄米は本当に効くのか!? 温かい飲み物は体を温めるのか!?

東洋医学と言えば、野菜や玄米、体を温めるといったことを連想しませんか?これだけテレビや雑誌で取り上げられていればそう想像してしまいますよね。ですが、実は東洋医学には野菜も玄米もほとんど出てこないし、体を温めるそのやり方も想像とは違います。

今日はそんな目からウロコとなるような東洋医学のお話をしていきます。

野菜は健康にいい?
結論から申し上げますと、野菜は必ずしも健康にいいわけではありません。ですが、野菜が私たちの健康を作っているんだと盲信している節があるので、思い込みクイズをいくつか聞いてみます。

Q1、野菜は消化にいい。

Q2,体調やお腹の調子が悪い時には、肉をやめて野菜を食べる。

Q3,体を温めるには、温野菜が効く。

西洋医学、東洋医学の観点から言ってもこの3つはすべて×です。

Q1への回答 野菜(葉物)は消化が悪く、胃もたれを起こしやすいです。

Q2への回答 野菜を食べても体調や下痢などの症状は良くなりません。また肉は実は消化への負担は少なく、栄養も豊富で体を温める食べ物なのでプラスに働くことが多いです。もし肉で体調が悪くなると実感される方は、肉そのものではなく、防腐剤や化学調味料などが問題なのではないかと探ってみられれば答えが見つかるかもしれません。

Q3への回答 野菜は温めようが生のままだろうがどちらも体を温める力は乏しく、むしろ冷やす力のほうが強いです。

玄米は体に良い?

玄米は体にはマイナスの影響のほうが大きいと私は感じます。一般的に東洋医学の食事と言えば玄米が出てくるイメージですが、東洋医学には玄米は出てきません。マクロビオティックという食事法でおすすめ、実践されているものが玄米です。これは伝統的な東洋医学とは別物です。玄米は消化に悪いこと、および体の中でゴミとなる部分が多く身体に負担を掛けてしまいます。もちろん、玄米が良い成分を多く含むことは知っています。ですが、栄養がたくさん含まれているからと言ってそれを摂取しなければいけないということではないはずです。りんごやみかんの皮だってそうです。実(み)には含まれない栄養がたくさん入っていると思いますが、体の中で分解ができないようなゴミとなる部分を取り込み体を害してまで栄養を摂るより、低栄養な食品でも体に必要な量を摂取できればいいのではないでしょうか。

温かい飲み物で体が温まる?

寒い時に温かいものを飲んでも体が温まることは基本的には起こりません。寒い時に温かいものを飲むと体が温まるような気がするのはよくわかります。ですが、本当に体が冷えてしまって体を温めたいと思ったときに、温かくてもなにかしら水分をゴクゴクと飲んでしまうと体は冷えてしまいます。口や食道が一時温かさを感じるだけです。飲んで増えた体の水分は、体温と一定に保温しないといけないのですが、冷えてしまっている体には温める体力は乏しく、むしろ体が冷えてしまうことのほうが多いです。弱い火力でやかんの水を沸かすのに、水の量を増やしたら温まりにくくなりますね。その仕組みと同じです。体を温めたければ、やかんの水を減らしたり、火力を上げるのと同じように、排尿を促すようなことをしたり、肉などの高カロリー食をしっかり食べたり、よく眠ることで効果が出ます。

どうだったでしょうか?意外ではありませんでしたか。実は私自身、健康になりたいという思いで、この3つを徹底的に何年間も実践してきたのです。そしてわかった事実なのです。他にも実は間違いだったということもありますが、それでも今日お話しした3つは健康への入り口でもあるので、健康に一役買っていると思います。ですが、健康実践者の方々の中には続けているがこれ以上良くならないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないかと思います。その方々にとってこのコラムがその壁を破る助けになればと願っています。

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