長崎市で本格的な東洋医学の鍼灸治療を受けられる鍼灸整骨院として定評があります。

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東洋医学コラム

65手技療法①マッサージ

手技療法:鍼、灸、その他器具をいっさい使わずに素手だけで行われる治療法。日本では資格がなければ行うことができない。

西洋生まれのからだに直接触れる手技

手だけを使った、マッサージ、按摩、指圧などの治療を手技療法という。手技療法は、施術者の手だけを使って、からだの状態を調べながら、こする、さする、もむ、押す、叩くなどの方法で刺激を与えることで治療していく。マッサージ、按摩、指圧のいずれも、業務として行うには、あん摩マッサージ指圧師という国家資格をもっていなければならない。治療は原則的に健康保険が適応されないが、症状によっては適応されることもある。マッサージはヨーロッパで生まれ発達した手技で、東洋医学には含まれない。皮膚や筋肉にはたらきかけて、血液やリンパ液の流れをよくする方法で、経絡やツボ(経穴)を意識したものではない。しかし最近は、東洋医学的な考え方を取り入れたマッサージがたいへん増えている。マッサージでは、施術者の指や手のひらを肌に直接ふれて施術する。このとき、手のすべりをよくするためにオイルやパウダーを使う。着衣の上から行う按摩や指圧との大きな違いである。

末端から中心にむかって皮膚を刺激する

マッサージは基本的に、手の先や足の先など、からだの末端から中心部に向かって刺激していく。心臓から末端に血液を運ぶ動脈は弾力性に富み、血液をすみずみまで運ぶことができる。しかし、末端から心臓へ血液を戻す静脈は、弾力性がやや弱いため、血液を運ぶ機能が弱く、ところどころで血液が停滞してしまうことがある。そこで、静脈とリンパを循環させているリンパ管の機能を補助して、血液やリンパのめぐりをよくするのが、マッサージの基本的な役割である。マッサージの手技は、手のひらや指の腹をつかって、皮膚をこする、なでる、さする、もむのが中心だ。そのほかに、指先を皮膚に押しつけて輪を描く、横に走らせる、筋肉をつまむようにしてもみほぐす、手のひらや指で軽く叩いたり、振動させる、東洋医学にもとづいてツボを圧迫するなどの手技がある。マッサージによって、血液の流れがよくなると、筋肉の疲労物質が排泄され、緊張もとけるので、痛みやだるさがなくなり、動きやすくなる。リンパの流れがよくなると、むくみ解消にもつながる。まひしていた神経の緊張がとけて、機能が戻ることもある。刺激した神経がつながっている組織のはたらきがよくなり、全身の調子が改善することも多い。

豆知識

落語「強情灸」は、熱い灸をすえたことを自慢された江戸っ子が、自分のほうが上だと、もぐさを腕に山盛りにして火をつけ、熱さを我慢するようすを面白おかしく描写している。

さくら鍼灸整骨院
長崎電気軌道(路面電車) 新大工駅より徒歩1分
〒850-0015 長崎県長崎市桜馬場1-8-3泉田ビル1F
☎0120-396-491 
(午前)8:00~11:30(午後)14:00~19:00
※土曜日は午前まで ※日曜日・祝日休診
健康保険・労災保険・交通事故による自賠責保険

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