長崎市で本格的な東洋医学の鍼灸治療を受けられる鍼灸整骨院として定評があります。

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東洋医学コラム

71漢方薬が効果的な症状と病気

未病:西洋医学の検査では異常がみられないが、からだの調子が悪くなりつつある状態。放っておくと病気の症状があらわれることも。

免疫力と体力を高め、未病も治す

東洋医学の治療の基本は、正気を強くして、からだを襲ってくる邪気をはねつけられるようにすること。正気は、基礎体力や免疫力と考えてもいい。つまり、漢方薬の治療は、体質を改善し、基礎体力や免疫力を高めることにとくに効果があるといえる。西洋医学では診断名がつかない症状も、体質を改善すれば治ることもある。漢方が適している病気としては、からだの虚弱さによっておこる不調や体力の低下、年齢を重ねることによっておこるさまざまな症状、アレルギー疾患、精神的ストレスが原因でおこる不調、原因がわからない不快な症状や痛みなどがあげられる。最近は、アトピー性皮膚炎や気管支ぜんそく、じんましんなど、アレルギー疾患の病気で漢方外来を訪れる人が増えている。また、高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病での受診も多い。漢方独自の考え方に未病というものがある。西洋医学の検査結果では病気になっていないけれども、病気の方向に向かいつつある、完全に健康とはいえない状態を未病という。未病では、検査をしても異常がみつからないが、頭痛、耳鳴り、肩こり、だるい、朝起きられないなど何かしらの自覚症状があることが多い。東洋医学では、未病も治療の対象であるため、漢方薬が処方され、本格的な病気になる前に治療することができる。

女性の病気に漢方薬が活躍する

さらに、女性特有の症状である、冷え、月経不順、月経前症候群、更年期障害などには、漢方薬に高い効果があることがわかっている。妊娠中の女性に漢方薬が処方されることがある。かぜをひいたり、妊娠でおきる便秘や腰痛でつらくても、赤ちゃんヘの影響を考えると、なかなか治療薬が使えない。しかし、副作用が非常に少ない漢方薬であれば、安心して使用できることがある。漢方薬が女性特有の病気に強いのは、冷えや月経のトラブルが、気と血の変調から引き起こされていることが多いからだ。漢方薬でからだを整えることで、血の量が増えたり、血の停滞がなくなり、婦人科系の症状が改善される。気や血の流れを正常にすると、血の停滞が原因と考えられる肌のくすみやく、肌荒れも解消される。最近では、美容の面からも、漢方薬が注目されるようになってきている。

豆知識

更年期障害の治療ではホルモン剤を避け、漢方薬を希望する人も多い。しかし、さまざまな疾患を考慮すべき年齢なので、症状がある場合は最初に西洋医学的な診断を受けるようにする。

さくら鍼灸整骨院
長崎電気軌道(路面電車) 新大工駅より徒歩1分
〒850-0015 長崎県長崎市桜馬場1-8-3泉田ビル1F
☎0120-396-491 
(午前)8:00~11:30(午後)14:00~19:00
※土曜日は午前まで ※日曜日・祝日休診
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