長崎市で本格的な東洋医学の鍼灸治療を受けられる鍼灸整骨院として定評があります。

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東洋医学コラム

columnアーユルベヴェーダなどの伝統医学

アーユルヴェーダとヨーガ

アーユルヴェーダはインドの伝統医学で、最近、話題に上ることが多い。人間の体は、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)という3つの要素(トリ・ドーシャ)で構成されているとする。トリ・ドーシャのバランスがとれていれば健康とされている。バランスが乱れるとヴァータ体質、ピッタ体質、カパ体質のどれかになり、症状がでる。医師は、舌や瞳をみたり、脈をとったり、問診することで、ドーシャの過剰を判断し治療する。オイルマッサージや薬草の処方などの前処置のあと、発汗や浣腸などの中心処置で余分なドーシャを排泄し、食事療法やハーブ療法、瞑想などの後処置をする。生薬からつくられる薬やオイル(香油)は数百種類にわたり、体質や体調に合わせて選ばれる。アーユルヴェーダは、病気を治療するだけではなく、食事、季節ごとの過ごし方、人間関係などもふまえて、健康な人生を送ることを学ぶ哲学ともいえる。インドでは多くの大学でアーユルベヴェーダの研究と教育が行われており、西洋医学とともにインド医療を支えている。ヨーガは古代インドで生まれた修行法だが、最近では健康法の一つとして知られる。独特のポーズや呼吸法によってリラックスし、体内のエネルギーの流れを良くして生命力を高めるとされている。

チベットとイスラム圏の伝統医学

チベット医学は仏教の教えに従っているとされている。以前は僧侶だけが修めていたが、現在では大学などで専門の医学教育を受けることができる。人間の体は、ルン(風)、ティーパ(火)、ペーケン(水)で構成され、3つのバランスが崩れると病気になるとされている。脈診や尿診断が行われる。生薬を使った薬が処方されるが、薬草は海抜3800メートルのチベット高原で採取される植物である。また、薬湯による治療が特徴で、リウマチや皮膚病、関節炎などに効果があるといわれる。イスラム医学は、ギリシャ医学を土台とする。血液、粘液、黄疸汁、黒胆汁の4体液のバランスがとれていれば健康とする。症状と反対のもので治すという原則があり、熱性の病気には冷性の薬物を処方する。

さくら鍼灸整骨院
長崎電気軌道(路面電車) 新大工駅より徒歩1分
〒850-0015 長崎県長崎市桜馬場1-8-3泉田ビル1F
☎0120-396-491 
(午前)8:00~11:30(午後)14:00~19:00
※土曜日は午前まで ※日曜日・祝日休診
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