長崎市で本格的な東洋医学の鍼灸治療を受けられる鍼灸整骨院として定評があります。

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<雑誌掲載>連載コラムVol.13 東洋医学の陰陽のお話

肉を食べ続けたらどうなるのか!?冷え性の反対を見た!

皆さんは冷えでお困りではないでしょうか。かつて私は冷えで悩んでいたのですが、東洋医学の考えの元、食事で冷え性を克服しました。

<前回のあらすじ>

長年、健康のつもりで肉を食べないようにし、野菜ばかりの食事をしていたのですが、冷えに悩まされてきました。ある日、思いつきで肉を食べたら途端に体が温かくなり、肉を食べることで体が温まることがわかりました。

今回は、それから肉を食べ続けたらどうなったのかをお話しします。その日を境に私は毎日、牛肉と豚肉を中心に、肉を一日に約600g食べました。そうすると、今まで冷えて湿っていた手足は常に温かくサラッとした感覚に変わり、ゾクゾク寒かった冷え性も体の内側から熱がみなぎりポカポカになりました。冬の外で薄着でいてもあまり寒くはありませんでした。

肉を食べ続け1年が経とうとした頃に少しずつ異変が起こります。足が熱すぎて、靴を履いていられなかったり、胸が熱すぎてシャツを脱ぎたいほどになったのです。そしてある日、鼻血で目覚めました。その鼻血はなかなか止まりません。大体一回に5~10分ほどドクドクと出てきます。それが一日に5~8回も出ます。それが毎日続きました。

最初はこう考えました。「体が熱くて鼻血が出るということは、陽気が多いせいだから、陰気を増やすために野菜をたくさん食べるようにしようと。」それから野菜をたくさん取りますが収まりません。もしかしたら栄養素不足かと思い、サプリメントを取りますがそれでも収まりません。鼻血が出続け3ヶ月目に入ろうとした頃にやっと単純なことに気が付きました。鼻血が出るぐらい陽気が多いのだから、陽気を減らせばいいと。そして、陽気の原因の肉を食べないようにしたら、鼻血はすぐに出なくなり、火照っていた手足は落ち着きました。

ここで勉強になったのは、肉を取れば陽気が増えて、体が温まるということ。それも行き過ぎれば、増えすぎた陽気のせいで火照りや鼻血などの問題を起こしてしまうこと。そして、陽気を抑えるために陰気(野菜)を取っても打ち消しにはならない。陽気を抑えたければ、シンプルに陽気(肉)を取り込まないようにすればいいということがわかりました。その逆も同じです。冷え性を治したければ、肉を取るだけでなく、冷えの原因である野菜も減らさないといけないのです。

次回、誰でも簡単にできる冷え性の治し方お伝えします。

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