◆加速度脈波による血行動態の検査項目得点:末梢血行動態を表す。数値が高いほど血行がよいと判定。
●年代別の平均得点(平均値士標準偏差)
パターン:末梢血液循環の評価。A・B+・B+X・~F・Gなど16パターンあり、数値では16~1。数値の大きいほうがよい。A(16点)は血液循環がよく、G(1点)は血液循環が悪いと評価する。
d/a:からだの血管抵抗に関連し、b/aより機能的変化を示す。末梢血管の拡張、収縮状況の指標として有用。数値が高いほど血行がよい。
b/a:からだの血管抵抗とくに動脈の伸展性に関連し、d/aより器質的変化を示す。動脈硬化、加齢変化の指標として非常に有用。数値が高いほど血管の柔軟性がある。
c/a:心臓に戻る血流量を反映する。1回心拍出量(SV)と相関がある。数値が高いほど血行がよい。
使用機材:加速度脈波計プリケアグラフAGP-200 発売元(株)ミサワホーム総合研究所製造元(株)プレソグラフ
◆コロトコフ音自動血圧計による血行動態の検査項目
血圧:収縮期血圧、拡張期血圧。単位mmHg
脈拍:1分間の脈拍数
TPR:総末梢血管抵抗値(Total Peripheral Resistance)。血液が末梢血管を通過するときに受ける抵抗力を示す。d/aと同様な意味を示す。単位:dyne/sec/cm-5
数値が低いほど血行がよい。健康な人の正常値は、952~1308。
PRP:心筋負荷指数(Pressure Rate Product)。心臓の負担度を示す。
PRPは心臓負荷の指標である心筋酸素消費量ときわめて相関が高いといわれ、最大血圧と脈拍数/分を掛けあわせた数値で示す。正常値は8000~12000。
CO:心拍出量(毎分拍出量)(Cardiac Output)。心臓から1分間に送り出される血液量を示す。単位:L/分(min)
女性や小柄な人の正常値は、3.8~6.5。男性や大柄な人の正常値は、4.5~8.0。
S∨:1回拍出量(Stroke Volume)脈拍と同時に心臓が1回に送り出す血液量を示す。単位:cc健康な人の正常値は、60~110cc。
CI:心係数(Cardiac Index)。心拍出量を体表面積(㎡)で除した数値を示す。単位:L/㎡。正常値は、2.8~4.2。
BSA:体表面積(Basal Sarface Area)。体重と身長により換算した体表面積を示す。単位:㎡
体型により異なるが、日本人男性の平均値は1.65。
使用機材:脈波コロトコフ音自動血圧計GP-303S製造発売元(株)パラマテック
◆体温測定検査項目
体表温度:治療前の身体各部位の体表温度を測定し、加速度脈波計およびコロトコフ音自動血圧計による血行動態の検査値とともに身体症状の経過を把握する。
月別の身体各部位平均体表温(平均値±標準偏差)
深部体温:治療前後の身体深部温を測定し、加速度脈波計およびコロトコフ音自動血圧計による血行動態の検査値とともに身体症状の経過を把握する。熱流補償型プローブ(感温センサー)を測定部位に装着し体表面より深部温を測定する。プローブの種類により皮膚から浅い部位、深い部位の深部温を任意測定することができる。使用機材:赤外線体温計赤外線体温計フアーストテンプジニアス発売元日本シャーウッド(株)フアーストテンプ2000A発売元京浜メディカル(株)製造元インテリジェントメディカルシステム(株)深部温モニターコアテンプC〒M-204製造販売元テルモ(株)
◆痛みの検査項目圧痛測定:圧痛計のゴム製先端部を圧痛点に垂直に押し当て、負荷数値(kg)を測定する。痛みが強いと少ない負荷で痛みを感じ、痛みの改善とともに大きな負荷に耐えられるようになる。
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