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長崎市の整骨院のさくら鍼灸整骨院のブログ、コラムのページです。

④なぜ病気になるのか

◎正気と邪気

病気の原因が邪気、病気にならないように人間が持っている、からだを守る力が正気。正気が邪気に負けると病気になる。

◎正気と邪気

人は簡単には病気にかからないような力を持っている。また、病気になったときには治ろうとする力を
持っている。抵抗力や自然治癒力といわれるものだ。東洋医学ではこれを正気という。病原性の細菌やウイルス、あるいは急激な気候の変化は人体に悪い影響を与える邪悪な気、ということで、体を悪くする原因になるものを邪気という。
正気がしっかりしていれば、抵抗力や治癒力が強いため、邪気に攻撃されて体内のバランスが崩れても、元に戻すことができる。この自己調節機能を正気の力という。たとえば、高齢者の多い施設で病原性大腸菌O-157で流行したときに、感染して亡くなった人もいるし、全く平気だった人もいる。なぜだろうか。これは、ひとりひとりがもっている正気の力の違いが発病するかしないかを決め、発病しても治るか治らないかを決めているからだ。問題は、邪気のO-157ではなく、正気の力のほうなのである。正気が邪気に巻けると病気になる。東洋医学の役割は、正気を引き出し、はたらきを助けることで、病気からの回復を補助することにある。

◎扶正(ふせい)と祛邪(きょじゃ)

正気を助けることを扶正といい、東洋医学の基本的なアプローチになっている。正気の負担を除くため、邪気を取り去ることを祛邪という。現代医学でのがん治療を考えてみよう。がん細胞を取りのぞくためには、外科手術の他に放射線療法や抗がん剤が使われる。がん細胞は邪気であるから、祛邪のために放射線療法や抗がん剤を使用することは間違いでは無い。ところが、これらの方法はがん細胞とともに、正常細胞も攻撃する。これでは正気が弱まっていくために、病気の人のからだが治療に耐えられなくなってしまう。そこで最近では、鍼灸や漢方といった東洋医学が併用されるようになってきた。西洋医学的な方法でがん細胞を攻撃しつつ、東洋医学的な手法で正気を助け、病気の人のからだを守るのだ。近代西洋医学意外の療法を補完医療・代替療法という。西洋医学でカバー出来ない部分を補い、自然治癒力や免疫力を高めて、症状の改善を目指す。1990年代から二本でも注目されるようになっている。

◎豆知識

補完医療と代替医療を合わせて補完代替医療とよぶ。欧米では比較的古くから普及しており、日本でも漢方や鍼灸以外のものが、最近になって行われている。補完代替医療はひとりひとりに合わせた治療法で、予防を重視し、自然治癒力を高めるとされる。鍼灸と漢方の他にカイロプラクティック、アーユルヴェーダなどがある。

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