<雑誌掲載>連載コラムVol.3実践した人だけが得をする東洋医学 冷え性を治すたったひとつの習慣 実践した人だけが得をする東洋医学冷え性を治すたったひとつの習慣 病気を治すため、健康を保つために一番重要な習慣は半身浴です。その効果は絶大です。冷え性、多 汗症、肌荒れ、ニキビ、フケ、自律神経失調症などの改善が実感できます。 <半身浴の方法> 湯温を夏で39°C、冬で41°Cぐらいにして、お湯を心臓の下あたりまで張るのがいいでしょう。 肩まで浸かったり、それより熱くてもいいのですが、長く入ることが大切です。 時間は、汗がたらたら出て、一山超えて、汗が落ち着いてくるまで入ります。夏で20分以上、 冬で40分以上が目安です。 <半身浴の目的> 第一は、体に溜まった毒素や余分な水分を外に出すこと。 第二は、血流と内臓の動きを活発にすること。 第三、これが真の目的です。下半身を温めて、上半身を冷やし、清気を吸うことで、陰陽の力をつけることです。 陰陽の力とは、寒いときには体が温まろうとし、暑いときには体が冷めようとする力のことです。 <発展> 本当は汗をたくさんかくと、体力(気)を失うので、じんわり汗ばむところで半身浴を終えるのが好ま しいですが、これは、体に毒素や余分な水分が溜まっていないことが前提となります。 <問答> 岩盤浴ではいけないのか。毒素や余分な水分を出すためであればいいですが、体を温めようと思うならばいけません。 なぜいけないのか。岩盤浴では外気も熱く、吸う空気も熱いため、体は冷めようとするからです。 もし、このとき体の内側が温まろうとしてしまえば、体は煮えたぎり破綻してしまいます。 逆も同じように、体は寒い環境に置かれると、温まろうとします。寒中水泳や乾布摩擦で 体がぽかぽかするというのはそのためです。 僕も習慣化するまでに長い時間がかかりました。できない日があってもいいです。 それでも出来る限り毎日半身浴を続けてみてください。必ず開眼する日がきます。 その効果を実感したとき、習慣化するでしょう。そのとき、あなたは健康な体を手に入れているはずです。 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 連載コラムVol.2 体が冷えても温野菜をやめたくない人は読... ④なぜ病気になるのか