<雑誌掲載>連載コラムVol.6 背中ニキビの治し方1 2019.11.08東洋医学コラム, 雑誌掲載バックナンバー Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 誰も教えてくれない背中のニキビの治し方(前編) 背中のニキビを治したい。なにをしても治らない。皮脂やアクネ菌のせいなどと言われ、薬を塗っても、どんなに洗ってもなかなか良くはならない。人一倍気をつけているはずなのに。。 今回はそんなお悩みをお抱えの方に朗報です。背中のニキビは私が教える方法で確実に改善します。ぜひ実践してみてください。 まず結論から言うと、背中のニキビは体で分解、処理しきれなかったタンパク質が原因です。タンパク質の摂取量を抑え、分解しにくいタンパク質を摂取しないようにすると、徐々にニキビがなくなって綺麗な背中になります。それでは、詳しく見ていきましょう。タンパク質は高タンパク食品と呼ばれるお肉、魚、卵、乳製品、甲殻類に多く含まれます。しかし、タンパク質はお米や小麦粉などの炭水化物食品、野菜や果物などにも生命維持において十分な量が含まれていることはあまり知られていません。これはとても重要なことなので、覚えておいてください。 タンパク質は私たちの筋肉の材料となることで有名ですが、摂れば摂るだけ吸収されるわけではなく、処理吸収できる上限量があります。過剰に摂取してしまうと肝臓、腎臓に大きな負担をかけ、処理しきれなかったタンパク質は毒素へと変わり、体内に大量に蓄積し、行き場を失った毒素は肌からニキビやおできなどという形で排泄されます。私は健康のために肉類を摂取することを普段からおすすめしていますが、それとは別の方向性で高タンパク質食品を摂らないといけないというタンパク質信仰は根強く、牛乳はダメですと言うと、牛乳がダメなら、豆乳はどうですか?豆乳もダメならどうやってタンパク質を摂ったらいいですか?というような困った質問をされる方がすごく多いです。 高タンパク質の食品(肉魚類、乳製品、大豆)などは一切摂らなくても、他の食品に含まれるタンパク質で十分ですので、高タンパク質にこだわらないようにしてください。私自身、18歳から25歳までの8年間、一切肉魚類、乳製品などの動物性タンパク質を摂取しないようにして、マクロビオティック、ベジタリアンやビーガンと呼ばれる食事法を徹底的に続けましたが、筋肉がなくなることもなく、タンパク質抜きを始めた最初の頃は、内臓の負担が減るため、体が楽になりました。 これはタンパク質を摂取するのに、高タンパク食品でなくてもいいということであって、菜食主義のマクロビオティックやベジタリアン、ビーガンなどを勧めているわけではありません。肉類は体を温めてくれたり、元気にしてくれるので、私は今では健康のために肉類を積極的に摂るようにしています。次回はニキビを作りやすい12の食べ物をご紹介します。 (後編へ続く) Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: RYUTA-admin東洋医学コラム, 雑誌掲載バックナンバーコメント: 0 連載コラムVol.5 便秘の治し方 連載コラムVol.7 背中ニキビの治し方2
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