長崎市で本格的な東洋医学の鍼灸治療を受けられる鍼灸整骨院として定評があります。

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東洋医学コラム

52おもな経絡

経脈:からだを縦につらぬく。六臓六腑とつながった正経十二経脈と、経脈をまとめたり気血のバランスをとる奇経八脈に大別される。

正経十二経脈

主要な経脈として、12本の正経十二経脈と8本の奇経八脈がある。厳密には正経十二経脈はからだの左右にあるので、全部で24本となる。12本の経脈は、それぞれ特定の臓腑に所属し、肝経、心経、牌経、肺経、腎経、心包経、胆経、小腸経、胃経、大腸経、膀洸経、三焦経と、臓腑の名前がつけられている。経脈を考える場合は、五臓に心包(心を包む膜)が加わって六臓となる。心包と対応する腑は三焦である。12本のうち6本は手を通るので手経、6本は足を通るので足経という。手経と足経は、それぞれ3本の陰経と3本の陽経に分かれている。陰経は六臓につながり、陽経は大腑につながる。手の三陰経は胸から手指の先に走り、手の三陽経と連絡する。手の三陽経は頭に向かい、顔面で足の三陽経と連絡する。足の三陽経は足指の先に走り、足の三陰経と連絡する。足の三陰経は胸に向かい、手の三陰経と連絡する。すなわち、12本の経脈は、手足の先端部、顔面、胸の内部で、次の経脈と連絡することで、全体が1本につながって、ひとつながりとなっている。対応する陰と陽、手と足、臓と腑をたどりながら、からだを循環する。手の陰経は、手太陰肺経・手少陰心経・手販陰心包経。手の陽経は、手陽明大腸経・手太陽小腸経・手少陽三焦経。足の陰経は足太陰牌経・足少陰腎経・足販陰肝経。足の陽経は、足陽明胃経。足太陽膀脱経・足少陽胆経。経脈の名前をみれば、所属する臓腑、陰経か陽経か、手経か足経かがわかる。

奇経八脈

奇経八脈は臓腑とはつながっていない。しかし、十二経脈を組み合わせて互いを協調させるはたらきがある。十二経脈のあいだを縦横に交差しながらのびている。十二経脈と臓腑の気が多すぎれば蓄え、足りなければ補完するという、気の量の調節も担っている。奇経八脈のなかでも、督脈と任脈のはたらきは重要とされている。督脈は陽経を統括するので、全身の陽の気をコントロールすることになる。背骨にそってのぼり、後頭部から頭のてっぺんを通って、顔面をくだり、鼻の下までのびている。任脈は陰経を統括するので、全身の陰の気をコントロールすることになる。腹部の中央のラインにそって、唇の下までのびている。

豆知識

奇経八脈には督脈、任脈、衝脈、帯脈、陰橋脈、陽踊脈、陰維脈、陽維脈がある。奇経の奇は奇数の奇で、一対になっていないことを示す。十二経脈のように陰陽の対はない。

さくら鍼灸整骨院
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