口腔内の病気はいろいろありますが、なかでも口蓋や頬の内側、舌などの粘膜に発症する口内炎は、代表的なものです。口内炎は、口腔粘膜の表面に潰瘍ができるためにその局所がしみて痛みが強く、このために食物が食べにくくなったり、しゃべりにくい感じになったりすることがあります。口内炎は、口の中に原因があって起きる場合と全身的な病気の一症状として起きる場合があり、中でも比較的罹患しやすいのが「アフタ性口内炎」です。
口内炎の原因と症状
アフタ性口内炎の原因は、詳細にはわかっていませんが、歯による傷や刺激、精神的ストレス、胃腸障害、歯科治療のときの傷や刺激、月経異常などが誘因となって起こることが多いようです。口腔粘膜の表面に軽度の痛みをともなった小さい斑点ができ、この斑点の中心が壊死状態になり、浅い潰瘍ができます。潰瘍の表面は黄白色で、まわりはやや赤く、数ミリの大きさで楕円形です。その境界は鮮明で直径の大きいものほど痛みが強い傾向があります。潰瘍は、1カ所でなく数力所にできたり、互いにくっついて大きくなることもあります。潰瘍が最もよくできる部位は舌の辺縁、舌撃帯、口唇、頬の粘膜などです。治っても再発することが多い病気で、数力月もすると同じような症状を繰り返す(再発性アフタ)場合があります。再発性アフタの症状が現れるものにベーチェット病があります。これは、アフタ(円形または楕円形の潰瘍)を繰り返し発症し、皮膚症状、外陰部潰蕩、眼症状などを起こす全身的な疾患です。
さくら鍼灸整骨院
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