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長崎市の整骨院のさくら鍼灸整骨院のブログ、コラムのページです。

78薬食同源(医食同源)①五性と五味

五性と五味:生薬を含む飲食物がもつ基本的な性質。五性は温度にかかわる。五味は味で分類し、体内での機能を説明する。

温めるか冷やすか ― 五性

東洋医学では、生薬ひとつひとつが基本的な性質をもっていると考える。その性質と生薬の薬効は、強くかかわっている。ここでは代表的な性質である、五性と五味を紹介する。

五性は、寒・熱・平・涼・温という、温度にかかわる性質である。服用したときに、寒の生薬はからだを冷やし、熱の生薬はからだを温めるとされる。涼と温は、寒熱の程度が軽いものである。どちらでもなければ、平の性質とされる。気虚や血虚が原因の症状があり、からだを温めて気や血を補いたいときには、熱や温の生薬を使う。反対に熱がたまっているときは、寒や涼の生薬を使って、熱をさます。生薬だけではなく、ふだん口にする飲食物にも五性の性質があてはめられる。冷えが強く貧血気味の人が、熱の性質をもつ食べ物をとると、からだが温まり、血が十分に生成されるようになって、症状が軽くなることがある。

5つの味が五臓に対応 ― 五味

五味は、味にかかわる性質で、酸(すっぱい)。苦(にがい)。甘(あまい)・辛(からい)。戯(しおからい)の5種類である。五味それぞれは、からだに対する作用をもっていると考えられ、治療の目的に合わせて処方される。酸は、引き締め、漏れ出るのを抑える作用があるといわれる。気、血、津液、精が漏れたり、流れすぎているのをとめる。苦は、余分なものを取り去るといわれ、熱や湿、気滞を解消する。甘は血を補うといわれ、血虚の症状に使う。筋肉や臓腑の緊張をゆるめる作用もあり、筋肉痛などの痛みが治まる。また、薬の性質を中和させるので、複数の生薬の薬効を調整できる。辛は、発散の作用があるといわれ、外邪が体表面にとりついているときは、汗を発散させて外邪を追い出す。気や血を動かす作用があるので、気や血が滞っている気滞や癖血があるときにも使われる。鹸にはかたまっているものをやわらかくする作用があるといわれる。便秘を改善したり、腫れ物を小さくする。五味は五臓と五腑に対応するとされる。酸は肝、苦は心、甘は牌、辛は肺、鹸は腎に対応する。それぞれの臓腑のはたらきをよくするとされ、臓腑が変調して弱ると、対応した味のものをとりたくなるといわれている。ふだん口にする飲食物にも、それぞれ五味の性質があると考えられている。

豆知識

漢方薬と混同される民間薬にゲンノショウコ、ドクダミ、アロエなどがある。下痢にはゲンノショウコというように、民間薬は症状に対して1種類の植物などを使う。

さくら鍼灸整骨院
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