長崎市で本格的な東洋医学の鍼灸治療を受けられる鍼灸整骨院として定評があります。

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(91)風邪

風邪は、鼻や喉など粘膜に炎症を起こすことが多い疾患です。主な原因はウイルスによるものとされており、鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺などに急性の炎症が起こります。症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰、発熱、頭痛、全身倦怠感、食欲不振などです。また、関節に痛みが起きたり、胃腸の調子が悪くなったりします。多くの場合熱が出ますが、平熱の場合もあります。小児では一般に高い熱が出やすく、老人では発熱しにくい傾向があります。

風邪による炎症と症状

(1)急性鼻炎
鼻粘膜の炎症で、鼻風邪といわれています。寒冷が誘因になるようです。くしゃみなどがあり、漿液性・粘液性の分泌物をともない、鼻づまりや嗅覚障害を起こしたり、鼻声になったりします。
(2)急性咽頭炎
急性鼻炎に関連して起こることが多い炎症で、咽頭扁桃を侵し、咽喉部に不快感や痛みがあります。小児では高熱を出すことがありますが、一般には熱が出ることはあまりありません。炎症が強いと耳管がふさがり聴力障害を起こすことがあります。また耳管から炎症が中耳に及び、急性中耳炎を起こすこともあります。
(3)急性扁桃炎
高熱(39~40℃)が出て、全身の違和感、倦怠感、食欲不振、頭痛、関節痛をともないます。扁桃の痛みと廉下障害が起こってきます。
(4)急性気管支炎
風邪に関連して起こることが多く、上気道の炎症が気管支に及んで起こる急性の炎症です。不快感、食欲減退、頭痛などがあり、痰、咳などの症状が起こります。小児では高熱を出しやすい傾向があります。風邪に対して最も警戒を要するのは、老人の場合です。老人は若い人に比べて体力がなく、呼吸器の感染に対する抵抗力が低下しているため、風邪をひくと気管支炎、肺炎に進む傾向が強くなります。また、老人はからだの反応が衰えているために、肺炎になっても高熱が出ないなど、肺炎の症状が現れないために発見が遅れてしまうことがあります。

さくら鍼灸整骨院
長崎電気軌道(路面電車) 新大工駅より徒歩1分
〒850-0015 長崎県長崎市桜馬場1-8-3泉田ビル1F
☎0120-396-491 
(午前)8:00~11:30(午後)14:00~19:00
※土曜日は午前まで ※日曜日・祝日休診
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