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長崎市の整骨院のさくら鍼灸整骨院のブログ、コラムのページです。

⑪気・血・津液の変調②血の変調

◎血病とは

血が変調(異常をおこすこと)して起こる病気を血病という。血が不足し栄養が足りなくなる血虚、流れが異常になる血熱、血寒と血瘀(けつお)がある。

◎血が足りなくなる血虚

血が変調すると、血病という病気になる。血虚、血熱、血寒、血瘀がある。血虚は血が不足している状態。栄養を全身に送り届ける血がたりなくなると、からだのあちこちで、栄養不足による病気の症状が出る。食べる量が十分でなかったり、食べ物の種類がかたよっていたり、脾と胃に問題があって消化・吸収が不十分だと、血虚になる。血虚では、顔色から赤みが失われ、蒼白または萎黄(つやがなくて黄色っぽい顔色)になることが多い。下や唇の赤みも薄くなる。めまいもおこりやすい。血が少なくなったために、脈は細くなる。血と関係が深い臓器は心と肝なので、それぞれの臓器に関係した部位に症状がでる。心の血が不足した場合は、心身共に疲労して力が出ない、心臓が不規則に拍動する、健忘や不眠などがおこると考えられる。肝の血が不足した場合は、爪の色が淡くなり、かたくなったり変形したりする。手足を屈伸しにくい、目が乾いて視力が落ちるなどの症状がでるとされる。女性では月経困難症がおこることが多く、月経の出血量が少なく、色が薄くなる。

◎血が熱をもつ血熱、血が冷えた血寒、滞る血瘀

体内に熱がこもった場合、熱が血に移ると、血熱になるとされる。血熱になると、血行が異常に速くなり、細い血管を突き破ってしまうと考えられる。そのため、体のあちこちから、出血しやすくなる。膀胱の血管が破れると血尿、胃では吐血、肺では喀血、大腸では下血、鼻では鼻血が出る。血熱とは逆に、血が冷やされた場合を血寒という。体の中に冷えがたまってしまい、血まで冷えてしまった状態ということだ。血寒が続くと血が凝集する。血熱が続いても血が粘ってくる。どちらにしても、血の流れが悪くなって、一カ所で停滞する。これを血滞という。血管中で停滞した汚い血を瘀血とよぶ。瘀血があると、血瘀という病気になる。血瘀になると、刺痛という刺すような痛みを感じるとされる。気滞でおきる脹痛と違い、刺痛は、同じ所が一定の強さで痛む。痛いところを押さえると、より嫌な感じになる拒按(きょあん)という反応があるのが特徴だ(押さえると、気持ちがいいのを喜按(きあん)といって血瘀の痛みではい)。腫塊(しゅかい)という腫れ物ができることもある。唇や舌の色が青紫になり、ドス黒い色の血を出血しやすい。

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