<前回までのおさらい>
鏡を見て舌が白かったり、黄色かったりすれ
ば胃腸が悪いサイン。
「砂糖、揚げ物、朝ごはん」が胃腸を悪く
し、それらをやめると胃腸が良くなる。
<胃腸が悪いとどうなるか?>
胃腸が悪いと以下の症状が現れてきます。
舌が白かったり、黄色かったりする。
口臭がする。
寝起きがつらい。
肩甲骨の周りが痛くなる。
げっぷが多すぎる、または出ない。
おでこに横ジワができる。
まぶたが腫れる。
目の下にクマができる。
女性の方は特に最後の3つは特に気になる点
ではないでしょうか。
おでこの横ジワは薄いうちは、胃腸をよくす
ると消えますから、今回の内容を実践してみ
てください。
<バランスの良い食事が胃腸を悪くする!? >
一般的にバランスの良い食事が推奨され、私
たちは自然とバランスの良い食事を心がけて
いますが、実は胃腸にはバランスの良い食事
はとても負担だというこうがわかっています。
それでは詳しく見ていきましょう。
ここでいうバランスの良い食事とは、米など
の炭水化物、肉や魚、卵などのタンパク質、
野菜などが並んだ食事をイメージしています。
実はこれらを同時に食べてしまうと、消化に
すごく時間がかかり、胃腸に負担をかけてし
まいます。消化に時間がかかってしまう理由
は、食べ物ごとに消化酵素が良く働くpHが違
うことによります。簡単に結論をいうと、次
の⭕ ❌ の組み合わせを覚えてください。
❌ 米と肉、魚、卵
❌ 肉、魚、卵と野菜
❌ 米と肉、魚、卵と野菜
⭕ 米と野菜
米を食べるなら、米だけ食べる。肉を食べる
なら肉だけ食べる。といった具合に、食事を
偏らせると消化にはすごくいいです。
逆に、炭水化物とタンパク質の組み合わせが
メインの食事は消化がすごく悪いので注意で
す。たとえば、牛丼や卵かけ御飯などがその
代表例ですね。身近な食べ物なので、注意し
てみてください。
野菜については特に、葉物が消化に悪いです。
ナスやタマネギや人参など実のような部分は
葉に比べると消化には悪くありません。(本当
は全てを実とは呼ばないのですが、便宜的に
実と呼ばせていただきます。)なので胃腸の調
子が悪いなと思われる方は、葉物の野菜を取
らないようにすれば、それだけで調子が良く
なるかもしれませんので、ぜひ試してみてく
ださい。
さて、ここまでバランスの良い食事が胃腸を
悪くすると述べてきましたが、バランスの良
い食事が悪なのかというと、そういうわけで
はありません。私自身、普段は米、肉、野菜
の入った食事を摂ることばかりです。ですが、
胃腸が悪いときには、米と梅干しだけの食事
を数食続けて胃腸の調子を戻します。みなさ
んも胃腸が悪いときにはぜひ食事を偏らせて
摂るようにしてみてください。