<雑誌掲載>連載コラムVol.7 背中ニキビの治し方2 背中のニキビの治し方(後編) ニキビになりやすい12の食べ物 前編では背中のニキビの原因はタンパク質の過剰摂取にあると申し上げました。後編では具体的な食品と治し方を示します。これからお伝えする方法は顔のニキビにも効果が出るのでやってみてください。 さて、タンパク質には種類がたくさんあることをご存知でしょうか?タンパク質はアミノ酸という物質が連結して作られます。その組み合わせで様々なタンパク質が作られ、人工的にも自然界に存在しないタンパク質を作ることもできます。その数は1兆個に及ぶとも言われています。これらのすべてのタンパク質が体内できれいに分解、処理できないことは想像がつくと思います。食品パッケージの裏を見れば、「調味料(アミノ酸等)」と書いてありますが、これはアミノ酸で人工的に作った調味料や保存料のことで、うまく分解することはできません。なんとなく、アミノ酸と書いてあれば健康的な連想をしてしまいますね。決してそうではありませんので、注意してください。 ニキビになりやすい食品 ①エビ,カニ②貝③牛肉④卵⑤ナッツ⑥ヨーグルト⑦豆乳⑧牛乳⑨プロテイン⑩揚げ物⑪ソース⑫調味料(アミノ酸等) これらが特にニキビを作りやすいです。これらの食品を徹底してやめれば、ニキビが治っていきます。今現在、体に蓄積している毒素が体から抜けるまで1年間くらいはかかるので、1年間くらいは食べ物に心当たりがなくてもニキビができることがあるので、覚えておいてください。ニキビが治ってくれば、①~⑥の食品は徐々に摂っていっても大丈夫です。⑦以下は体に良いものではありませんし、ニキビでなくてもいろいろな吹き出物や肌荒れ等を起すので、やめておくべきです。 ニキビの治るスピードを早くする ニキビは内側に溜まった毒素を外に出している状態。毛穴はその出口と考えてください。発汗をするとニキビの毛穴から汗や脂といっしょに毒素が出て行くので、早く治っていきます。スポーツや半身浴、岩盤浴、サウナなどで汗をかくのもいいです。半身浴は毎日無理なくできるので、一番おすすめです。 タンパク質以外の主な要因 肝臓に負担がかかった場合には背中の広範囲にニキビができることがあります。アルコールや下味がつけてある肉などで起こる場合もあります。 その場合、1、2日後にニキビができるので、口にしたものを見返し、同じものを摂らないように再発防止を心がけることが大事です。 私自身、青春時代を顔、背中のニキビに大変悩まされました。試行錯誤の結果、この方法を見つけ、実践してからは1~2週間でみるみる良くなり、1年後には新しいニキビもほとんど出来なくなりました。ニキビで悩んでいる方は多くいらっしゃいます。本人は周りが思っているよりもずっと苦労しているはずですから、もし身近にニキビで悩んでいる方がいらっしゃったらぜひ教えてあげてください。 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 連載コラムVol.6 背中ニキビの治し方1 ⑤気・血(けつ)・津液(しんえき)・精