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長崎市の整骨院のさくら鍼灸整骨院のブログ、コラムのページです。

51気と血の通り道、経絡

経絡診断法:経絡が通っている部分の皮膚やツボを観察したり、皮膚をこすって違和感がないかを調べ、連絡している臓腑の不調を探る。

からだにはりめぐらされた気と血の通路

経絡は、東洋医学独特の考え方である。経絡について理解していないと、鍼灸治療をすることはできない。気と血がめぐる通路のことを経絡という。臓腑、組織、筋肉、皮膚などをつなぎ、からだの隅々を通って、すべての機能を調節している。人体が統一体として機能できるのは、経絡が全身を連絡しているからだ。人体を解剖しても経絡という部位はみつからない。経絡は血管でもリンパ管でも神経系でもない。しかし、それらすべての役割を担っている存在である。経絡には経脈と絡脈がある。経脈は大枝でからだの縦方向にのびる。絡脈は経脈から分かれた細い枝で、からだの横方向にのびて、網の目のようにはりめぐらされているとされる。

気と血を通し、病邪の移動路にもなる

すべての組織・器官は、気と血が十分にめぐってくることで正常に機能している。経絡が詰まって気と血が動かなければ、たちどころに影響がでる。また、臓と腑のようにペアとなる部位や組織がバランスよく機能しているのは、互いを経絡が連絡しているからだと考えられる。また、経絡は外邪からからだを守っている。外邪が皮膚にとりつくと、からだを守る気である衛気が体表面を強くするため、絡脈の中に集まる。すると外邪が侵入しにくくなる。

ただし、ひとたび外邪の侵入を許すと、外邪は経絡を通って、体表面からからだの奥深くに移動していく。ある器官が病気になると、経絡でつながっているほかの器官も同じ病気になりやすい。からだのどこかが病気になると、連絡している部位に症状があらわれる。たとえば肝が病気になると、脇の下や下腹部が痛み、目が腫れて痛むことがある。これは、肝と脇の下、下腹部、日が経絡でつながっているからだ。からだの奥にある臓腑の状態は、外側からではわからない。しかし、観察しやすいからだの表面に異常があらわれれば、その部分と経絡でつながっている臓腑が変調したのではないかと推測できる。これを経絡診断法という。経絡上のツボにも症状がでる。からだの内部と体表面とを連絡している経絡を使えば、からだの外側から治療することができる。鍼灸で経絡を刺激し、気と血の移動を導くと、それが臓腑に伝わる。そのおかげで、正気が強められたり、陰陽のバランスがとれて、症状が改善すると考えられる。

豆知識

経絡の経は、径のことで、まっすぐな道の意味がある。絡には網の意味がある。体表面に侵入した外邪は、絡→経→腑→臓の順でからだの奥深くに進行していくとされる。

さくら鍼灸整骨院
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