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長崎市の整骨院のさくら鍼灸整骨院のブログ、コラムのページです。

74交感神経緊張

可視総合光線療法の温熱と光の作用の一つに、交感神経の緊張を和らげる働きがあります。交感神経の緊張が緩和されると、局所および全身の血流が良好になって、次のような種々の症状が改善されていきます。
・手足の冷えが改善された。
・からだが暖かくなった
・寝汗をかかなくなった。
・よく眠れるようになった。
・食欲が出てきた。
・便秘・下痢が改善された。
・疲れが軽くなった。
・活気が出てきた。
・風邪をひかなくなった。
可視総合光線療法でみられた、こうした症状の改善と同じような結果が、ペイン(痛み)クリニックにおける神経ブロック療法において認められています。

交感神経過緊張症

元慈恵会医科大学麻酔科の若杉教授は、神経ブロック療法の診療経験をもとに、自律神経の機能異常によって引き起こされる心身症や自律神経失調症は、交感神経が強く関与しており、それも交感神経過緊張が多いことから、これらの疾患群は交感神経過緊張症としたほうが理解しやすい、と提唱しています。その理由として、神経ブロック療法の一つである星状神経節ブロック療法を繰り返すと、局所的な症状の改善にとどまらず、前記した可視総合光線療法の効果と同様に、全身的な種々の症状の改善がみられることをあげています。中でも、全例に共通している大きなメリットは、星状神経節ブロック療法を20~30回繰り返すと、風邪をひかなくなるということです。さらに若杉教授は、交感神経過緊張症説を裏付ける例として、子官筋腫手術後に生じた自律神経失調症の治療例をあげています。この患者には、筋収縮性頭痛、メニエール病、良性頭位眩暈症、咽喉頭異常感症、扁桃炎、口内炎、鼻炎、後鼻漏、冷え症、神経性頻尿、便秘、肩こりなどの多彩な症状がありましたが、星状神経節ブロック療法だけで治療して、治療50回を過ぎる頃からこれらの症状は改善し、その後は手術前の健康状態に戻りました。この例はさまざまな症状を呈していますが、これらはすべて交感神経の過緊張によるものと考察しています。したがって、診断は子宮摘出後自律神経失調症ではなくて、子宮摘出後交感神経過緊張症としたほうがはっきりすると説明しています。

可視総合光線療法と神経ブロック療法

可視総合光線療法にも、前記とよく似た子宮筋腫摘出後の治験例があります。手術後によくみられる自律神経失調のような症状は、可視総合光線療法の立場からみると、熱エネルギー不足による冷えが大きな要因と考えられます。冷えは、粘膜を弱くします。ブロック療法で治療を受けた患者にも、粘膜のある部位の異常が、当然のように多く認められています。冷え症の原因としては、交感神経の緊張による血管の収縮のため、血液の流れが悪くなった結果であると考えられますが、原因がよくわからない場合が少なくありません。神経ブロック療法の治療対象となる疾患は、次のように可視総合光線療法の治療対象疾患と共通するところがあります。顔面神経麻痺、頭痛、頸・肩・上肢痛、アレルギー性鼻炎、末梢血行障害、自律神経失調症、肩こり、突発性難聴、帯状疱疹などがそうです。さらに神経ブロック療法は神経性食欲不振症、過敏性腸症候群、神経性頻尿、夜尿症、起立性調節障害、メニエール病、更年期障害、発作性頭位眩量症、心因性緑内障、眼底動脈閉塞症などの改善にも有効といわれています。これらの疾患の中で、過敏性腸症候群、神経性頻尿、夜尿症、起立性調節障害、メニエール病、更年期障害、発作性頭位眩量症は、可視総合光線療法でもよい経過がみられる疾患です。このように、可視総合光線療法と神経ブロック療法の、それぞれの治療結果が類似することはたいへん興味深いことです。どちらも、全身の交感神経の過度の緊張を緩和させたことが大きな要因と推測されます。若杉教授は、病気の原因や引き金はなんであれ、交感神経緊張がからだに症状を引き起こす疾患を交感神経過緊張症と呼ぶと、その範囲は膨大になるといいます。このことは、可視総合光線療法の応用範囲が広いことと相通じるところがあるように思われます。

星状神経節ブロック療法

星状神経節ブロック療法とは、第7頸椎横突起基部付近に麻酔薬を注入して、星状(交感)神経節をブロック(遮断)する療法です。星状神経節ブロックは、交感神経の過緊張をとき、痛みや血管の攣縮(急速な収縮)を取り、血液循環をよくして、患者自身の自然治癒力を促進して慢性的な痛みや麻痺を取り除く、効果的な治療法です。交感神経節ブロックによる血流増加は、可視総合光線療法と同じく自然治癒力増強に大きな意義を持っています。

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