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可視総合光線療法

(95)顔面の神経麻痺

顔面の神経麻痺の中で、最も多くみられる病気は顔面神経麻痺です。この病気は、普通寒い時期に多くみられ、症状が出る部位が顔であることから、患者は、顔面のゆがみという深刻な悩みを抱えることになります。このほかに顔面神経麻痺の病気には、動眼神経麻痺によって起こる眼瞼下垂があります。ここでは、上記2つの神経麻痺の可視総合光線疲法について解説します。

顔面神経麻痺の原因と症状

顔面神経麻痺は、原因となる部位により、中枢性と末梢性に分けられますが、多くは後者によるもので、特発性(原因不明)のものをベル麻痺と呼んでいます。麻痺の原因は、不明のものも少なくありませんが、一般的には、肉体的過労、精神的ストレス、風邪、寒冷曝露(寒気にさらされること)、歯痛、歯科治療などが原因となり起こることが多いようです。古くは顔面神経管内の血行障害、浮腫による神経の圧迫がよく知られ、最近ではウイルス感染による神経障害が明らかにされてきています。原因となる疾患には外傷、脳卒中、髄膜炎、中耳炎、腫瘍、糖尿病などがあります。麻痺の症状が出る前には、味覚障害、涙分泌の異常(多くは涙の分泌が減少)、耳後部や後頭部の痛みなどがみられることがあり、その後突然顔面神経麻痺が起こります。症状は、普通、顔の右か左にみられ、麻痺している側の額にしわを寄せたり、眼を閉じたりすることができなくなります(兎眼)。また麻痺により口角が下がって、口の中の水が漏れてしまったり、発音が十分にできなくなります。ただし、中枢性の場合は、額にしわを寄せることができます。このような症状のため、顔全体がゆがんできます。さらに、難聴や耳鳴りなどの聴覚の障害もみられることがあります。

動眼神経麻痺による眼瞼下垂

動眼神経麻痺は、眼球の運動を行う筋肉や上眼瞼をつり上げ、まぶたを開く働きをする上眼瞼挙筋を動かす動眼神経の障害によって起こります。眼球運動の障害により斜視を起こしたり、物が二重に見えたり(複視)、まぶたを十分に開くことができないため、眼瞼下垂の症状がみられたりします。原因は顔面神経麻痺の場合とほぼ同様です。

さくら鍼灸整骨院
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〒850-0015 長崎県長崎市桜馬場1-8-3泉田ビル1F
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※土曜日は午前まで ※日曜日・祝日休診
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