冷え性や自律神経失調症のカギは腎だった!
・冷え性
・老化
・不妊
・うつ症状
・立ちくらみ
・健忘症
・腰痛
・膝痛
・自律神経失調症
・手汗、脇汗
・下半身からの寝汗
・むくみ
・頻尿・尿もれ
・抜け毛
・寝るとよだれが垂れる
・読書、会議、運転の時に眠たくなる
実はこれらの症状は今日お話しする腎が弱ったときに起きることなのです。
逆に腎をよくすることで、これらの症状がどれも改善していきます。
はじめに東洋医学には五臓(五臓六腑)という考え方があり、この五つの臓が体を支配していると捉えます。五つの臓とは、肝、心、脾、肺、腎であり、単なる臓器だけと捉えずに、その支配する筋肉や皮膚、毛、自律神経、ホルモンなどまで幅広く捉えることが大切です。
例えば今日お話しする腎でいうと、普通、腎臓といえば尿を作り出す臓器ですが、腎臓と呼ばずに腎と呼び以下のように捉えます。
腎というのは、温水床暖房のように全身の隅々に温かい血や水分をじんわりと巡らせてくれています。頭の中に巡る血液も腎が司っているので、脳より腎に優先的に血液をまわすときには、失神するように眠たくなります。
腎の寿命が生命の寿命なので、腎が弱ると年齢以上に皮膚や毛、骨や筋肉が衰えてしまいます。
腎は常に体の中を濃度や成分を一定に保とうと水分を尿として外に出そうとしますが、腎が弱ると水分が体に溜まり、行き場を失った余分な水分が手足や脇から出ようとします。この時には自律神経が体を正常に保とうと、過剰に働くため急な発汗や、火照りなどという症状が出るため自律神経失調症だと思ってしまうことがありますが、腎が元気を取り戻すことで自律神経の働きも落ち着いた感覚となります。
腎は良いことよりも悪いことの方に強く影響を受けるので、まずは腎に悪いことをやめることが第一で、その上で良いことをしていくと良いでしょう。
<悪いこと>
・睡眠不足
・コーヒーを飲むこと
・水分補給としてお茶ばかり飲むこと
<良いこと>
・半身浴などでたっぷり発汗をすること
・よく眠ること(7時間以上を続ける)
・酵素活性化の食べ物や飲み物をとること(りんごや大根おろし、酵素ドリンクがおすすめ)
これらをセブン次回号まで続けてみてください。たったこれだけことで劇的に体調が変化します。実践された方は皆さん実感されるはずです。そして変わった感覚と確信を得た上で次回、さらなる腎を良くする方法をお伝えします。