夏に汗がダラダラで、ベタベタになるお悩みをお抱えの方が多いのではないでしょうか。そんな体質を変えられる方法があります。
一緒に取り組んでみませんか?
まずは汗が噴き出る意外なマイナス行為から見ていきましょう。
・歩いて汗をかいた直後に飲み物を飲む行為。
これは汗がダラダラと止まらなくなる行為の一つです。歩行などの軽い運動で汗をかく時には、体に余分に溜まっている水分を出している状況です。汗をかくときには、体は基本的に体温を上げて、体に備わるさまざまな機構により発汗しやすい状態を作っています。
そのとき人は、「汗が出ているから暑い」「水を飲めば体が冷えて汗が止まる」というふうに思うことでしょう。水を飲めば体が冷えて汗が止まりそうですが、実際には水を飲むと、体は汗をかく準備が万端なので、そこに水を入れると飲んだ分だけ直後に汗として噴き出てきます。ただ暑いから汗をかいているのではなく余分な水分を汗で出そうとしているということがポイントです。
喉が渇いているから飲むというのは正しいと思います。ですが、体を涼めようと思うならば、涼しいところに入って体が冷めてきて、発汗が止まったタイミングで飲むことです。そうすれば、汗が再度噴き出ることもなく、水を飲むことで体が涼しくなります。
これは誰でも実感できることです。歩いた直後に飲むのと、体が冷めてから飲むのとでは汗の出方がどう違うかを試してみてください。
汗をかくシーズンに砂糖を摂る行為。
砂糖の入っている飲み物やお菓子を食べている人が汗をかくと、汗に砂糖が混じるためベタベタとした汗をかきます。口に入れたものは全て下から排泄されるのではなく、体内での処理に漏れた分は汗から出ます。化学調味料も汗をベタつかせる原因となります。補足ですが、便秘の人の汗はぬるぬるとした汗になります。ベタベタの汗を不快に感じるならば、砂糖を一切取らない食事を1週間ほど続けてみてください。サラサラの汗へと変わります。それから砂糖を少しずつ増やしてみて、汗のベタつき具合を見ながら許容範囲を探ってみると体のことを鋭く見れるようになりますよ。
おしっこを我慢する行為。
おしっこを我慢していると、おしっこで出すはずだった水分が汗となりたくさん出てきます。体の中は水分を保てる量が決まっています。それを上回ると汗で出す仕組みがあります。なので、暑い日にはトイレによく行くことによって汗が出やすい状態を回避できます。
腎臓の弱い方は汗が出やすい。
腎臓が弱い方は尿を作る能力が落ちています。そうすると、体に余分な水分が溜まっている状態になります。そうすると、暑いときには体はここぞとばかりに汗として余分な水分を吐き出そうとします。腎臓は十分な睡眠と酵素ドリンクなどで元気になります。またコーヒーやお茶の多飲で弱ります。トイレの回数が少ない人は腎臓が弱っている可能性があります。
ぜひ改善に取り組んでみてください。
サラサラの夏を送るにはこれ!半身浴!
半身浴をすれば汗はサラサラになります。ここでの半身浴はぬるいお湯で体を温めるという目的ではなく、湯船で汗をたくさんかいて、余分な水分を出し、ベタベタの原因の砂糖や老廃物などを出してしまうことです。なので、半身浴だけなく、サウナや岩盤浴、汗をたくさんかく運動でも一定の効果があります。その中でも半身浴が一番おすすめです。半身浴では体の深部に溜まっている汗が出ている感覚があります。ですが、強い暑さのサウナなどでかく汗は表面的な汗が出ている感覚です。また水分や砂糖は毎日体に入ってくるため、たくさん汗をかくこの行いを日課とする必要があるので半身浴だと家でできるのでおすすめです。半身浴の際の湯面はみぞおちあたりまでがおすすめです。それ以上までお湯を張ると、苦しくて長く入っていられません。またお湯の温度と時間は、夏場であれば首元まで蓋をして40度で30分間入ればよく汗が出ます。もしできることなら45分間ぐらい入れれば一日サラサラの状態で過ごせます。
汗がダラダラでベタベタするというのは不快で嫌ですよね。ですが、この不快さをなんとかしたいと思う気持ちは、健康への原動力となります。汗というのは体を観察するのにとてもいい指標になります。この夏、健康への扉を開いてみてください。